自分に合ったスペックは？

可変ロフトのノーマルポジション9.5度に設定すると、フェース角が－3.5度とオープンフェース。フッカーとの相性が良い

リアルロフト角は大きくなく、ボールが上がりやすいタイプではないので、ロフト角で見栄を張らない方がいい。ボールが上がりづらい人は9.5度よりも10.5度の方がイメージ通りの弾道が打ちやすいだろう。対して、とにかくボールを低く抑えたい人や、つかまるポジションで使いたい人は、9.5度をお勧めしたい。8.5度もラインアップされているが、これはよほどのパワーヒッター以外は手を出さない方がいいだろう。

米国メーカーのドライバーだが、純正シャフトは日本仕様。アスリート向けにしては軟らかめの仕上がりだ。SでもSRぐらいに感じる。純正Sシャフトのヘッドスピードのストライクゾーンは41～46m／sくらいか。

917シリーズはカスタムシャフトのラインアップが豊富だ。USTマミヤのATTAS PUNCHシリーズ、グラファイトデザインのTour AD TPシリーズ、三菱レイヨンのディアマナ BFシリーズ、そしてフジクラのSpeeder Evolution IIIシリーズと、各社用意されていて、硬めのシャフトを求める人は、これらアフターマーケット用も視野に入れてクラブを選んだ方がいいだろう。これらのシャフトは50g台、60g台、70g台がそれぞれ用意されている。

（※下記の弾道計測データは、ヘッドスピード46.2m/sで計測した数値）

弾道測定データ