「イケイケ白ティ女子向け」ブリヂストンゴルフ J715 B3ドライバー レディス

「イケイケ白ティ女子向け」ブリヂストンゴルフ J715 B3 レディスを試打レポート

グリップ先端からシャフトまで、なんだかものすごく黄色いんですけど･･･。

あら、いーじゃない！インパクトあるわね。シャイニーイエローだったっけ？男性用クラブと何も仕様が変わらないTour ADだなんてピンクやブルーに飽き足らない女子には新鮮でいいわよ。イエローにヘッドのブラック、阪神ファンなら大喜び！なんてね。

フェースにはミーリング加工が施されており、スピン量が抑えられ飛距離アップ！？

わたし、ジャイアンツファンだし･･･。それより「しっかり振りたい女性アスリートゴルファー向け」ってメーカーが堂々と打ち出してるから、試打する前からちょっとビクビク･･・。

大丈夫よ～。まずは見てみて、このフェース。よく見るとミーリング（細かなフェースの彫刻）が入っているでしょ？インパクト時にフェースにボールがしっかりとくいつき、ボールにかかるスピン量が抑えられるというわけ。

うんうん、確認できる。とても細かい溝のことだよね？

そうそう。打感もすごくいいし、振っている感覚よりも、大分スピン量が抑えられてて、球の吹き上がり感もないわね。この顔、アドレスで落ち着くわ～。

なるほど～。ミーリングで適正なスピン量になるってことか。

それにね、このクラブの一番の特徴はこの標準装備されているシャフトにあるわね。カーボンシャフトのTour AD MT-5は、手元と先端がしなるシャフトなの。切り返しからのシャフトのしなり戻りがとてもいいのがポイントね。

硬さも関係ある？R1って書いてあるけど・・・

通常の長さをレディス用に短くしているからシャフトのバランスも変わって、もう少し硬く感じると思うわ。レディースクラブのRシャフトでも柔らかく感じてる人は、これで充分だわ。硬さと振りやすさは必ず一致するものじゃないから、大切なのは“振り心地の良さ”よ。

これまでレディスクラブのアスリートゴルファー向けクラブを試打した中では、わたしでも抜群に打ちやすかったのは、このシャフトのおかげなのかな。ヘッドの重みだけで振り下ろす感覚だけど、きちんと球が捕まる感じがする。

そうよ、キャサリン。インパクトの際に先端がしなることでヘッドが走る。シャフトのしなりの特徴でヘッドがグンとボールを押し出してくれる、そんなイメージかしら。ロフトも10.5だし、とにかく強い球を打ちたいアスリート女子にはなかなかなかったラインナップ！

まさに、そんな感じ！

クローズでアップライトに構えるゴルファー、スイングリズムがややゆったりテンポにの人には、シャフトの恩恵ありかもしれないわね。