“淡色”を忍ばせ春仕様
FASHION
米国男子レギュラーシーズン最終戦で、プレーオフ進出にギリギリ滑り込んだ石川遼。そんな“持っている男”石川は今季3つのドライバーを使い分けていた。シーズン当初使っていたドライバーは『キャロウェイ ビッグバーサ アルファ 815 ダブルダイヤモンド ドライバー』、途中から『XR PRO ドライバー』に変更。そしてここ数試合は、昨シーズンのエースドライバー『BIG BERTHA ALPHA ドライバー』に戻した。
まずシーズン当初に使っていた『ビッグバーサ アルファ 815 ダブルダイヤモンド ドライバー』の特徴は、上下重心位置を変えることでスピン量の調整を可能にし、強くて伸びのあるボールをコントロールできるモデル。次に使用した『XR PRO ドライバー』もまた重心の深さは浅めで、低重心、スピン量を減らして飛ばせるドライバー。両方ともどちらかというと、安定感より飛距離性能を優先させたモデルといえる。スピン量が多くて悩んでいるゴルファーに適したドライバーだ。
そして最後に石川が選んだ『BIG BERTHA ALPHA ドライバー』は、『XR PRO ドライバー』より更に重心深度が浅く、コントロールしやすい。スイングの良し悪しが結果に出やすいモデル。終盤にかけてドライバーショットの自信が回復した表れだと見ることができる。
昨年の2月に発売されたこのモデルは、中古市場ではすでに2万円を切っている。飛距離性能の高さが魅力だが、ミスヒットにはシビア。低価格で飛距離を求める上級者には是非おすすめしたいモデルだ。手頃な価格だからといってアベレージゴルファーが手を出すと、少々苦労するかもしれない。ギリギリだが見事プレーオフ進出を果たした石川遼を見習うのもよいが、ギリギリOBにならないように慎重に選んでほしい。
ギアカタログ | ゴルフクラブの画像、スペック、クチコミを網羅 |
---|---|
新製品レポート | GDO編集員が注目の最新ゴルフクラブを試打レポート |
クラブ試打 三者三様 | 注目の最新クラブをヘッドスピードが異なる3人の有識者が試打評価 |
ゴルフクラブABC | ゴルフクラブの基礎をすご腕クラブフィッターたけちゃんが解説 |
中古ギア情報 | 中古市場やツアープロの流行りから気になる一本をピックアップ |
米駐在レップ東奔西走 | 米国を奔走するゴルフギアのプロが現地からとっておきの情報をお届け |
ツアーギアトレンド | ツアーで見つけた最新ギアすっぱ抜き |
優勝セッティング | トーナメント優勝者のクラブセッティング |
ギアニュース | ゴルフギアに関する最新ニュース |
ギアトピック | ゴルフギアに関する旬な話題をピックアップ |