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傾斜の中でも構えにくく、ダフリやトップのミスを起こしやすい“左足下がり”が今回のテーマ。この状況から、ややカット打ちに近いイメージで振り抜く『アウトサイド・イン軌道』か、それとも斜面なりにいつも通り振るだけの『通常通り』か……!? その軌道イメージについて貞方章男プロにお答えいただいた。
平均90台ゴルファー調査では左図の通り、『アウトサイド・イン軌道』派が57%(23人中13人)と、『通常通り』派43%(23人中10人)をやや上回る結果に。理由は「ダフリが恐いのでやや軌道を変えて打っている」(DVDさん/55歳)、「左足下がりは『アウトサイド・イン』、逆に左足上がりは『インサイド・アウト』と決めている」(KUさん/37歳)など。
アベレージゴルファーの意見は『アウトサイド・イン軌道』がやや多い結果だったが、果たして貞方章男プロの見解は……!?(以下、貞方プロの解説)
「左足下がりは傾斜地からのショットの中でも、かなり難易度の高い状況といえます。ツアープロにとっても、決してやさしいライではありません。前回の“つま先上がり”でもお話ししましたが、傾斜地では状況に逆らわない、というのが僕の考え。ですから、まずは傾斜なりにアドレスするということが第一条件。そして軌道も『通常通り』が、僕の答えです。
まず考えないといけないのが、ショットの軌道はなるべく平らなライと同じように振ることができるかどうか。軌道はなるべくライによって頻繁に変えず、全てのショットを同じ軌道で振ることができれば、それに越したことはありません。
アウトサイド・インの軌道で打つと、目標に対してボールをコントロールしずらくなってしまいます。僕たちプロでも、なるべく難しい打ち方ではなく、平らな状況と同じ『通常通り』の打ち方でできるかどうかをまずは考えます。
アウトサイド・インのカット軌道で打たなければならない状況というのは、左足下がりで傾斜に逆らって立った場合のみ。傾斜を無視して地面にまっすぐ立とうとすると、ボールの手前が高くなるので、手前をダフらずボールをクリーンに打つために仕方なく打つ起動といえます」。
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