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パットが入るか入らないかで、その日のスコアは大きく変わってくる。パッティングの技術もさることながら、ラインを正確に読むことの重要性は大きい。そこで疑問に思うのが、ボールを打ち出す目印について。ある程度距離を置いて『仮想のカップ』をイメージするか、ボールの近くに『スパット』を見つけ、そこに向かって打ち出すか? どちらの目印の取り方が正しいのか、貞方章男プロに伺った。
平均90台ゴルファー調査では、『仮想カップ』派と『スパット』派が39%(23人中9人)で同率の結果に。『仮想カップ』派の理由は「カップ何個分と決めたほうがイメージしやすい」(Kさん/60歳)。『スパット』派の理由は「スパットを目掛けて打ったほうがヘッドアップしにくいから」(Mさん/48歳)など。
アベレージゴルファーの意見は同率の結果となったが、果たして貞方章男プロの見解は……!?(以下、貞方プロの解説)
「パッティングで一番重要なことは、目標に対してまっすぐ正確にイメージした強さでボールを打ち出すこと。その際打ち出したい方向に対し、僕はボールのすぐ近くに『スパット』を設定し、そこに向かって打ち出すようにしています。
例えば10メートルのロングパット。カップ1個分スライスだとしたら、カップ1個分左へ打ち出すライン上で、ボールの少し先に芝の色が変わっている場所を見つけます。それに対してスクエアにアドレスをして、その目印の上にボールを通すイメージで打ち出します。
ボールの近くではなく、カップの近くに『仮想カップ』を設定するプロもいます。ただ、僕の場合は他の選手よりアドレスでスクエアに構えることを重視しているだけ。なるべくボールの近くに目印を設定することで、スクエアに構えやすくなるのです。
僕はアドレスに入った後も、自分が目標に対しまっすぐ向いているか確認したい主義。ボールの近くに『スパット』があれば、目線を左に動かすだけで済みますよね。目印が遠く(カップの近く)にあると、頭の向きを変えたり、上半身を起こすという動作が必要になります。
目印を遠くに設定すると、ボールを打った直後に目印に正しく打ち出せたかどうかを確認したくなります。ヘッドアップや体が起き上がるのが早くなってしまうのです。これでは目標へ正確に打ち出せず、ボールの転がりも悪くなってしまいます。
目印がボールの近くにあれば、目線を動かすだけで打ち出しの方向を確認できるので、インパクトからフォローで頭や上半身が動かず、しっかりボールをヒットすることができます」。
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