アドレスの狂いでミスしているかも…！？

「正しい方向に向いていない人、結構多いですよ」（中井）

【アマチュアゴルファーの悩み】
「調子がよい時はスッとアドレスに入れるのですが、調子が悪いときはアドレスに違和感が残ります。プロがアドレスで大切にしていることは何ですか？」

毎ホール目から入ってくる情報が違うこともあって、プロでもいつの間にかアドレスが狂ってしまうことは少なくありません。またそれがきっかけとなり、スイングを乱すことも。私がアドレスで大切にしていることをお話しします。

【作り方.01】 「3回ジャンプ」でベース作り！

体重配分ををニュートラルにする

まずは前後左右の重心のポジションです。左右に体重移動をするゴルフスイングでは、安定しながらも動けるポジションで構えるのが理想です。クラブの長さによって多少変わってきますが、ベースとなるポジションを見つけることが大事です。このポジションを確認するには、その場でジャンプすることが分かりやすい手段。連続して3回ジャンプし着地したポジションこそ、自分が動きやすい重心位置となります。

【作り方.02】 「剣道」のように前傾

顔と手の距離を変えない！

重心位置が決まったらそこから前傾を取るわけですが、剣道のように正面にクラブを立てたら、背中を丸めずに足の付け根から上体を倒していきます。前傾すると前方に重心が動いてしまうという場合は、お尻を後方に動かし、懐を大きくするように構えてみてください。後方から見ると、手元は肩の真下。腰と手の距離が程よく空いており、腕が振るスペースができれば力強く振っていけます。