“淡色”を忍ばせ春仕様
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飛距離アップに『左のカベ』は欠かせません。これが出来ると「ビハインド・ザ・ボール」(*)になって、遠心力が働き、ヘッドスピードが上がるのです。この『左のカベ』を作るためのチェック方法を披露します。
ちなみにこのような体が開いた状態はNGですよ。
(*)インパクト時にボールよりも頭の位置が右側に残っている状態(右打ちの場合)。
まず左足かかとにボールをセットしてください。ピッタリくっつけてくださいね。
そして通常のスタンスを取ってください。
そのまま普段どおりにボールを打ってください。このときにボールが動いたらいけません。この画像のように左足つま先を目標方向に開いてしまう方が非常に多いのですが、これは目標方向を気にしすぎて体が開いてしまう悪い例です。もちろんボールはスライスして飛距離を稼ぐことができません。
左足かかとにセットしたボールがピクリとも動かないのが良い例です。「ボールを動かさない」と意識を下半身に集中すると、驚くほどスイングがシンプルになってナイスショットの確率が高くなります。このレッスンには上半身の意識が無くなるという効果もあるのです。
悪い例のおさらいです。
【1】目標方向に打ち出そうとして下半身が早く開き、
【2】その結果、左足つま先が目標方向に向いて左のカベが作れず
【3】体重移動ができず弱々しいスイングになる
良い例のおさらいです。
【1】スイングしても左足かかとにセットしたボールが動かない
【2】これにより自動的に『左のカベ』が作れている。
【3】体重移動が行われていてインパクトで効果的にパワーが伝えられている。
撮影協力:コナミスポーツクラブ目黒
1971年6月9日生まれ。東京都出身。アマチュア時代には茨城県アマで6位に入るなど活躍し、研修生を経てゴルフインストラクターの道を志す。以前にはバイクレーサーとして鳴らすなど身体能力が高く、ゴルフ初ラウンドでも96をマーク。初心者が陥りがちな思い込みによる間違いを指摘するのが上手く、個々にあった矯正法で上達に導いてくれる。
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