“淡色”を忍ばせ春仕様
FASHION
2010/09/13
上方に木の枝が張りだしていて、なおかつ転がせない状況などで、ワザが光るアプローチです。低く出すのでグリーン面に当たる角度が浅くなる上に、強いスピンで止めなければならないので、かなり難易度が高いショットですが、アプローチの楽しみを広げてくれるはずですよ。
カットめにフェースを入れて、ボールを上げながらスピンをかけるのは、イメージできると思います。しかし、低く出してキュッと止めるのは、ちょっと想像が難しいですよね。インパクトのイメージは、カット目ではなく、ボールに対してフェースを被せて、強く押し込むような感じなんです。では、一体どうしたら、こんなショットができるのでしょう?
グリーンに対して低くボールが落ちるところを、強いスピンの力だけでキュッと止めたいので、クラブは強くスピンがかかるよう、サンドウェッジを選びます
低く出すので、スイングのベースはランニングアプローチと同じだと考えてください。ボールを上げたいときは長く、転がしたいときは短く持つという基本に従って、クラブは短めに持ちましょう。
クラブを短く持つことによって、スタンスとボールの距離が近くなり、より縦振りのスイング軌道になります。こちらも、ランニングアプローチと同様です。
スタンスは左足だけ開くのではなく、スタンス全体をオープンにして立ちます。そして、ボールは低く出したいので、右足の前にセットし、ハンドファーストの形に。フェースは目標よりも、やや開く感じでアドレスしましょう。
さて、ランニングアプローチとの大きな違いはこれからです。コックを使わないランニングアプローチに対し、キュッと止めたい場合には、テークバックからコックを早めに入れて、大胆にコックを使うことで、鋭角的なインパクトを作ります。
もう一度いいますが、インパクトはカットめに入れるのではなく、ボールをフェースでグッと押し込むように。コックを使って鋭角的にインパクトしながら、さらにボールを強く押し込むことで、強いスピンが生まれます。従って、フォローは低くかつ、フェースが返った形になります。
【撮影協力】ロッテ皆吉台カントリー倶楽部
昭和46年生まれ。日本大学ゴルフ部を経て平成6年にプロ転向。大学3年時に全日本パブリック選手権3位、全日本学生選手権5位、プロ転向後は96年フジサンケイCLで39位などがある。学生時より中嶋常幸プロに師事。同期には久保谷健一など。現在は千葉県のおゆみ野ゴルフガーデンで独自の身体理論を使ったレッスンを展開中。
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