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2015/01/21
インパクトの手元の位置に注目すると、アドレス時よりもかなり浮いていることが分かります。トップでの右肘とボールを結んだライン上か、そのやや上を下りてくるのが理想ですが、渡邉さんの場合は、そのラインよりも下からクラブが入っていて、ヘッドが落ちている状態です。そうなるのは、手元が浮いているからです。それでも、人並み以上に合わせられる優れた身体能力がうかがえますが、根本的にはブレやすいスイングといえます。
プロとダウンスイングの入り口を見てみると、もう一つの大きな違いが分かります。肩口あたりにクラブがかかるプロに対して、渡邉さんは首に近いところを下りていますよね。かなりクラブが立っているので、インパクトで手元を浮かせたり、前傾を起こしていくといった調整を強いられるスイングなのです。気になさっているクロスも、原因は同じところにありますよ。(右写真は小平智プロ)
さらに、正面から見てみましょう。プロはトップで、頭が左に動くようにみえるのに対して、渡邉さんは頭の位置があまり変わっていませんよね。そして、左に少し動いた後、ダウンスイングからインパクトにかけて頭が残るプロと比べると、やや左に動いてしまっています。いわば、軸が左に流れやすい左足下がりのライから打っているようなスイングなのです。
さまざまな角度から、あれこれと問題点を指摘しましたが、レッスンは思いの外、シンプルですよ!意識するのは、テークバックの初動で、腕と体を一体に動かすことを、ほんのちょっと意識するだけです。具体的にはこうです。テークバックでベルトのバックルがボール1個分くらい回るまで、腕と体を一体にして回すだけ。たったこれだけで、軌道のブレからクロスまで、すべてが修正できますよ!
テークバックのほんのわずかな初動で意識するのは、ベルトのバックルがボール1個分回るまで、上体と腕とクラブを一体にすること。今までは、初動で手元が浮きがちでした。すなわち、手先で上げることが先行し、グリップが体から離れて、アップライトに上がりクロスしやすくなっていました。ダウンスイングはスイングの初動の位置に下りてくるものなので、インパクトで手元が浮く結果となっていたのです。
テークバックの初動で、バックルがボール1個分動く間だけ、手元を浮かせないように意識して、まずはハーフスイングから練習してきましょう。そこからスリークォーター、フルスイングへとつなげていってください。サイエンス・フィットでは、初級・中級者にも、アドレスを6時とした時の、8時までのテークバックの初動を重視しています。このテークバック初動で、クラブを正しいレールに乗せる動きは、いかなるレベルのゴルファーでも、意識して欲しい最重要ポイントなのです。
「最近は、アイアンのドローが強くて、フック気味の球もあり悩んでいます。ドライバーはフェード系なので、アイアンと弾道が揃っていないのも、納得できないところですね。スイングでは、トップでシャフトがクロスすることを自覚していて、これも直したいのですが、なかなか意識的に直すことができませんね・・・」
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