ソックス選びの正攻法
FASHION
2010/06/02
「トップにシャンク、ダフリ・・・。アプローチはミスの玉手箱。どんなミスでも出せる自信がありますよ(笑)。根本的にどこか間違っているのでしょうか???」(志村さん、ゴルフ歴5年)
アプローチでいろんなミスが出てしまうとき、まず疑わしいのは、アドレスです。特にオープンスタンスの作り方を間違えると、いろんなミスが飛び出しますよ。まずは、スクエアに構えてみてください。
スクエアな状態でのボールと足の位置関係を、よく見てくださいね。ボールは中央より、やや右足寄りにあり、特に問題はありません。スタンスの方向に振っていけば、しっかりヒットできるはずです。ところが、オープンにするとどうでしょう?
あれあれ?どうしたことでしょう。オープンに構えた途端、ボールの位置が、ずいぶんと右足寄りになってしまいましたね。クラブの最下点でボールをヒットするには、オープンに構えた場合でも、スタンスとボールの位置関係が変わらないようにしなければなりません。これでは、どんなミスだってあり得ますよ。
フェースはターゲットを向き、体に対してオープンになっていますが、ボールの位置はスクエアの状態と同様で、ボールは中央よりもやや右足寄りのままです。では、志村さんの場合、どうしてアドレスが狂ってしまったのでしょうか?
左足を後ろに引けばオープンスタンスになると、勘違いしている人が多いんです。フェースを開き、左足を引いただけでは、足とボールの位置関係を崩してしまうだけで、オープンにはなりません。
正しいスタンスをキープするための正解は、ボールを中心に体全体を回すこと。まずスクエアに構えたら、スタンスとボールの位置関係を変えずに、ボールを中心にして回るんです。そして、最後にフェースをターゲット方向に合わせます。そうすれば、ボールの位置が狂うことはありませんよね。
正しくオープンスタンスを作ったら、オープンになったスタンスの方向に振り抜くだけ。腰をしっかりと回して、左足に体重を乗せるように振り抜くのは、他のスイングとまったく同じです。特にアプローチ専用のスイングというのはないんです。
ボールの位置が狂えば、その誤ったところに当てに行こうとして、当然スイングが乱れます。いつも正しくアドレスできれば、アプローチでつまらないミスがなくなりますよ。ミスを恐れず、自信を持ってしっかり振り抜けるようになるでしょう。
東京都出身。1972年生まれ。コナミスポーツクラブ磯子でレッスンを担当。
豊富なレッスン経験から生まれたノウハウは、明瞭な解決策を瞬時に弾きだし、スクール生の圧倒的な信頼を集める。
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