ジミー チュウと初コラボ
FASHION
2010/12/22
「プロのインパクトを見ると、左肘がピーンと綺麗に伸びています。一方、自分のインパクトはどうしても左肘が曲がって、後方に引けてしまうんです。意識して左肘を伸ばそうとしても、なかなか直すことができません・・・」(石井さん、ゴルフ歴1年未満)
【撮影協力】コナミスポーツクラブ武蔵境
ゴルフスイングの大半を決めるのは、アドレスの姿勢と、個人個人のフィジカルな特徴だといって過言ではありません。まず、アドレスで気になるのは、肩をすぼめた感じになってしまっていることです。では、肩をすぼめると、スイングにどんな悪影響が出やすいでしょうか・・・。
肩がすぼまった状態でアドレスすると、写真のように肩のラインが開きやすくなります。肩をすぼめると、どうしても右肩が前に出やすくなるからです。その結果、スタンスは飛球線に対して平行なのに、上半身だけが開いて、スイングに悪影響を及ぼします。
肩が開いた状態でテークバックすると、当然、クラブはアウトサイドに上がります。そして、ダウンスイングでクラブは、自分の方に向かって降りてきてしまうんです。インパクトでは腕の通り道がなくなり、左腕が詰まって、左肘を曲げて引かなければ、どうしても振り抜けなくなってしまうというわけです。
普段の姿勢で肩をすぼめている人は、アドレスでも無意識に肩をすぼめてしまいます。フィジカルな特徴がスイングを決めるというのは、そうした日常的な筋肉の動きが、影響を及ぼすということなのです。アドレスでは胸を張ってください!では、胸を張ってゴルフができるようにするエクササイズをご紹介しましょう。
まず、写真のように腕を交差してバランスボールの上に座りましょう。しっかりと骨盤を立てて、背筋をピンと伸ばし、もちろん胸を張って座ることがポイントですよ。
次に、ボールが動かないようにして、上半身を左右に回します。上半身の軸が左右に倒れたりブレたりしないように、回転するのがポイントです。体幹を意識した上半身の回転はゴルフの正しい軸回転にも効果があります。背筋を伸ばして、胸を張っていないと、うまくできないことがわかりますよ。
軸回転の意識を高め、インナーマッスルをさらに鍛えるならば、ボールの上でお尻を弾ませてみましょう。右から左、左から右へと体を回すときに、少しお尻を浮かせて、完全に回転させたら、お尻を降ろすような感じで、リズミカルに回してください。結構難しい運動ですが、左右15回ずつ1日2セットで、スイングの安定感も高まりますよ。
1984年生まれ、東京都出身。駒澤大学ゴルフ部を経て、現在コナミスポーツクラブ荻窪南口勤務。その人の悩みの原因を、素早く見つけるのが得意。そんなレッスンを通じて、ゴルフの楽しさを伝えることが一番のやりがい。
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