日産「リーフ」キャディバッグ何個積める？ ヨコ→タテ→タテの変則技

車の購入やレンタルを検討する際、我々ゴルファーの最重要チェックポイントは「キャディバッグが何個積めるか？」。そこで、皆さんに代わって国産人気車種の積載量を徹底調査。加えて「積みやすさ」も採点する。

日産「リーフ」のゴルフバッグ積載量を調査

日産のCセグメント向けフル電動モデル「リーフ」のキャディバッグ積載量を調査する。2010年に初代がデビューし、現行モデルとなる2代目は2017年から販売が開始された。日本の道路にピッタリなサイズ感と、EVとしては比較的リーズナブル価格もあり、高い人気を集めている。現行モデルは40kWhと60kWhのバッテリー容量をラインアップ。前者が322km、後者が450kmという後続距離を確保している。また、スポーティな内外装が与えられた「NISMO」や「AUTECH」仕様も選ぶことができる。

【調査ルール】
・キャディバッグを積んだ状態で、その本数と同じ人数が乗車できること
・キャディバッグはフルセット入った状態で、ドライバーなどを抜くのはNG
・後部座席にはみ出して積むのは安全性の観点からNG
・基本的に9.5型のツアーバッグを使用し、入らない場合スタンドバッグも使用

目次

• ラゲッジルームはどんな感じ？
• 1個目の積み方
• 2個目の積み方
• 3個目の積み方
• 調査結果
• 【動画】キャディバッグ積載方法（日産編）
• 車両スペック
• 調査に使用したキャディバッグ

ラゲッジルームはどんな感じ？

リヤのボディ形状が絞り込まれているため、開口部は小さめ。バンパーレベルで開閉するものの、フロアとの段差は深め。左右サスペンションの張り出しが大きく、オーバーハングの右側にのみくぼみが設けられている。ボディサイズを考えると、ラゲッジに深さがあるため、容量は435リットルと必要にして十分なスペースを確保。リヤシートは6:4分割可倒式だが、リヤシートを倒しても、フラットにはならず段差が残る。

1個目の積み方

段差が大きく、縦に3つ積むのは安定せず難しい。ツアーバッグを横にして搭載する場合は1個のみ可能。スタンドバッグであれば、リヤシートをたたむことなく2個の横積み可能。

2個目の積み方

1個目のバッグを横に積むことでバッグ上部とシートが水平になり、2個目を縦に積むことが可能に。

3個目の積み方

2個目の横に並べるかたちで、1個目の上に搭載。

調査結果

コンパクトなサイズながらも、オーバーハング右側のくぼみを活用することで、1個であれば横積みが可能。リヤシートの一部をたたむことで合計3個のキャディバッグを余裕で搭載することができる。さらに視界を遮らないのも優秀。

【動画】キャディバッグ積載方法（日産編）

車両スペック

リーフ e＋G 車両本体価格：583.44万円（税込）
ボディサイズ(mm)｜4,480×1,790×1,565
ホイールベース(mm)｜2,700
車両重量(kg)｜1,680
原動機 型式｜EM57
原動機 種類｜交流同期電動機
最高出力(kW〈PS〉/rpm)｜160〈218〉/4,600-5,800
最大トルク(N･m〈kgf･m〉/rpm)｜340〈34.7〉/500-4,000

調査に使用したキャディバッグ

ブリヂストン BRIDGESTONE プロレプリカモデル（CBG301）
型｜9.5型
対応長さ｜47インチ
口枠｜6分割
セパレート｜3分割
タイプ｜カート
素材｜（本体）合成皮革 （口枠）ポリエステルメッシュ
重さ｜4.5kg