日産「ノート」キャディバッグ何個積める？ コンパクトながら優秀な積載能力

車の購入やレンタルを検討する際、我々ゴルファーの最重要チェックポイントは「キャディバッグが何個積めるか？」。そこで、皆さんに代わって国産人気車種の積載量を徹底調査。加えて「積みやすさ」も採点する。

日産「ノート」のゴルフバッグ積載量を調査

日産の人気コンパクト「ノート」のキャディバッグ積載量を調査する。世界市場向けコンパクトカーとして、2005年に初代が登場。3代目となる現行モデルは2020年にデビューを果たした。1.2リッター直列3気筒エンジンを発電用に使用し、モーターを動力源とするハイブリッドシステム「e-POWER」を、先代モデルから導入。現行モデルからはパワートレインを「e-POWER」に統一、リヤにモーターを搭載した「e-POWER 4WD」も登場した。また、内外装をアップグレードした3ナンバー仕様の「ノート・オーラ」もラインアップする。

【調査ルール】
・キャディバッグを積んだ状態で、その本数と同じ人数が乗車できること
・キャディバッグはフルセット入った状態で、ドライバーなどを抜くのはNG
・後部座席にはみ出して積むのは安全性の観点からNG
・基本的に9.5型のツアーバッグを使用し、入らない場合スタンドバッグも使用

目次

• ラゲッジルームはどんな感じ？
• 1個目の積み方
• 2個目の積み方
• 3個目の積み方
• 調査結果
• 【動画】キャディバッグ積載方法（日産編）
• 車両スペック
• 調査に使用したキャディバッグ

ラゲッジルームはどんな感じ？

スクエアな開口部を持ち、バンパーレベルでハッチゲートが開閉。バンパーとフロアには小さな段差あり。サスペンションの張り出しが大きいが、左右オーバーハングにくぼみあり。トランク容量は2WDが340リットル、4WDが260リットル。今回撮影した2WDモデルは、フロア下に収納スペースあり。カバーを外すことで、ラゲッジを深く利用することが可能。リヤシートは6:4分割可倒式シートで、リヤシートを倒すことで、フラットなスペースが出現する。

1個目の積み方

コンパクトなサイズかつラゲッジ幅も狭いため、ツアーバッグの横積みは難しい。リヤシートを倒して、1個目を縦に搭載する。

2個目の積み方

1個目の横に並べるかたちで2個目を搭載。

3個目の積み方

2個のキャディバッグの上に3個目を搭載。若干後方視界を遮るものの、ボストンバッグなどを積むスペースも残している。

調査結果

3名であれば、リヤシートをたたむことで、簡単に3個のキャディバッグを縦積みすることが可能。コンパクトなボディサイズを考えれば、非常に優秀な積載能力と言えそうだ。

【動画】キャディバッグ積載方法（日産編）

車両スペック

ノート X 車両本体価格：221.1万円（税込）
ボディサイズ(mm)｜4,045×1,695×1,520
ホイールベース(mm)｜2,580
車両重量(kg)｜1,220
エンジン｜直列3気筒 DOHC
排気量(cc)｜1,198
最高出力(kW〈PS〉/rpm)｜60＜82＞/6,000
最大トルク(N･m〈kgf･m〉/rpm)｜103〈10.5〉/4,800
モーター｜交流同期電動機
モーター最高出力(kW〈PS〉/rpm)｜85〈116〉/2,900--10,341
モーター最大トルク(N･m〈kgf･m〉/rpm)｜280〈28.6〉/0-2,900

調査に使用したキャディバッグ

ブリヂストン BRIDGESTONE プロレプリカモデル（CBG301）
型｜9.5型
対応長さ｜47インチ
口枠｜6分割
セパレート｜3分割
タイプ｜カート
素材｜（本体）合成皮革 （口枠）ポリエステルメッシュ
重さ｜4.5kg