見た目のシャープさと、機能性の良さのバランスが絶妙な「キャロウェイ X-TOURアイアン」

勝手に『中古ギア HOT LIST』、第3回はアイアンからの選考。中古はなんといっても、コストパフォーマンスが良い。ゴルフを始めようという人に相談を受けたら、中古ショップで選んであげると、ゴルフやゴルフクラブの知識がついた後々感謝されるはず。そんなアイアンをチョイスしてみようと思う。

それは「キャロウェイ X-TOURアイアン」。ヘッドが大きめで、深いキャビティ、そして軟鉄鍛造なので、打感もよくライ角の調整が可能だ。上田桃子が長く愛用していたモデルで、契約メーカー側から新しいアイアンを出しても切り替えてもらえず、苦労したという名器。一見難しく見えるが、意外とやさしいアイアンである。

そして素晴らしいのはシャフトのバリエーションが多く、ハードヒッターにはDG、軽量スチールのNS990、そして110g台のM10DBがラインナップされている。少し体力があるが、いきなりDGはキツイという体育会系なアスリートがゴルフをはじめるにはピッタリなシャフト。発売から5年近く経過しているが、根強い人気があるため中古市場では品薄である。こんなクラブでゴルフを始めると、ゴルフ好きの上司に“いいアイアン使ってるねー”なんて、突っ込まれるかもしれない。

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