ソックス選びの正攻法
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今年のライダーカップは、最終日まさかの大逆転でヨーロッパチームの勝利に終わった。スペインの星、セベ・バレステロスが亡くなって初のライダーカップは、いつもセベとダブルスのコンビを組んでいたホセ・マリア・オラサバルがキャプテンを努めた。その彼の選考で出場したイアン・ポールターが大活躍。ムードメーカーのお祭り男は今年も最後までヨーロッパチームを盛り上げた。
ショットが斬れていたポールターのクラブ契約はコブラ。コブラの軟鉄鍛造アイアンの出来は非常に良いと業界筋では定評がある。彼が使っているのが、コブラS3 PROアイアン、非常に通好みのネックから懐の処理が構えやすさを演出し、アメリカのメーカーらしくバウンスが効いていて、プロ好みの形状のわりにミスに強いアイアン。マッスルバックアイアンが欲しい人にはおすすめしたいモデルだ。また、彼が以前使っていたコブラ PRO CBアイアンも同じくように、プロモデルとしてはやさしいし、価格的にもオススメ。
一方、プロモデルといえばやはりタイトリスト。こちらも負けてはいなかった。アメリカチームのジェイソン・ダフナーやスティーブ・ストリッカーもやさしいプロモデルのAP2アイアンを使用。今年モデルの712シリーズが人気だが、ぶっちゃけ710でも大きな差がない。ギアに注目してみると、やさしめのプロモデルアイアンが気になったライダーカップ。しかし、やさしいといってもプロモデルなので、それなりの技術が必要だ。さあ、秋のシーズンに向けて中古ショップでやさしいプロモデルをチェックしてみよう。