食べるだけで老けないカラダに
LIFE STYLE
先週の全米女子オープン、通算3アンダーの5位でフィニッシュした大山志保。彼女はピンの契約選手。優勝したチョン・インジもピン契約で、ドライバーは最新作である『ピン G30 LS TEC ドライバー』を使用、一方大山は4年前のモデル『ピン G20 ドライバー』を使用していた。『ピン G20 ドライバー』は2011年9月の発売。シャフトは純正シャフトTFC330D(SR)。女子プロゴルファーのほとんどがシャフトメーカーの最新シャフトにリシャフトしているなか、彼女は店頭に並ぶセッティングのまま4年近く使用しているというのは驚きだ。
大山は比較的気に入ったクラブを長く使うプロとはいえ、約4年間はあまりにも長い期間といえる。彼女がそこまで手放せない『ピン G20 ドライバー』はどのような特性があるのだろう。まず構えると、ヘッドが大きく十分過ぎるほど安心感がある。重心距離が長く、重心深度が深いのでミスヒットに強い。重心の高さも低いので、低スピン弾道が打ちやすい点もおすすめポイントだ。
また特徴的なのは、現在主流となっている「可変スリーブ」ではない点。簡単にシャフトを変えることができる「可変スリーブ」だが、プロや敏感なゴルファーは接着する通常のネックのドライバーと比較して、“頼りない”と感じることが少なくない。大山のキャディバッグには「可変スリーブ」のクラブが入っていない点を考えると、その差を感じるプロなのではないかと推測できる。
当時は大ヒットした『ピン G20 ドライバー』なのだが、意外と中古在庫は少ない。発売から4年近く経っているのに、価格的にも1万円前後で安定している。気に入って手放さないゴルファーが多いのだろう。大山の活躍もあり、中古ドライバーとして“イチ押しのドライバー”と言いたいところだが、残念ながらスライサーにはおすすめしにくい部分がある。重心距離が長いとフェースが開きやすく、右へのミスが出やすいからだ。特にチーピンに悩むフッカー、またしっかりミートできないと悩むゴルフ始めたての方には最適のモデル。一度試して欲しいドライバーだ。
ギアカタログ | ゴルフクラブの画像、スペック、クチコミを網羅 |
---|---|
新製品レポート | GDO編集員が注目の最新ゴルフクラブを試打レポート |
クラブ試打 三者三様 | 注目の最新クラブをヘッドスピードが異なる3人の有識者が試打評価 |
ゴルフクラブABC | ゴルフクラブの基礎をすご腕クラブフィッターたけちゃんが解説 |
中古ギア情報 | 中古市場やツアープロの流行りから気になる一本をピックアップ |
米駐在レップ東奔西走 | 米国を奔走するゴルフギアのプロが現地からとっておきの情報をお届け |
ツアーギアトレンド | ツアーで見つけた最新ギアすっぱ抜き |
優勝セッティング | トーナメント優勝者のクラブセッティング |
ギアニュース | ゴルフギアに関する最新ニュース |
ギアトピック | ゴルフギアに関する旬な話題をピックアップ |