食べるだけで老けないカラダに
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「ソニーオープン in ハワイ」では何と27アンダーと、米国ツアー72ホール最少ストローク記録を更新したジャスティン・トーマス。今シーズンは開幕から5戦3勝と圧倒的な強さを発揮し、FedExランキングも松山英樹を抜いてトップに立った。
ジョーダン・スピースと同じ23歳のトーマスの魅力は、その圧倒的な飛距離だろう。身長178cm体重66kgと、PGAツアーのなかでは小柄なほうだが、鋭いスイングで300ydを軽く超えてくる。彼のドライバーは『タイトリスト 917 D3 ドライバー』、シャフトは『三菱レイヨン ディアマナ BF 60』のフレックスTXの先端をカットして使用している。ハードヒッターにしては60g台と軽めのシャフトを使っているのが面白いポイントだ。
917 D3 ドライバーは、発売開始から3カ月ほどしかたっていないので、中古ショップではまだ品薄気味。ディアマナBFはカスタムシャフトとしてラインナップされているので、あと半年もすれば値段もこなれてきて、トーマスと同じ組み合わせの917 D3 ドライバーを見つけることができるかもしれない。
アイアンはタイトリストの現行モデルのマッスルバック、『タイトリスト MB 716 アイアン』を使用。発売からすでに1年と2カ月が経過しているものの、こちらも中古ショップの在庫は少なめだ。タイトリストの名器の流れを汲む硬派な形状だが、ロフト角は7番で35度と大きく、低重心なので、ボールは思いのほか上がりやすい。飛距離を出そうとするとそれなりにパワーが必要だが、「ハーフキャビティのCB 716と比べて難しいのか?」というと、そんなに差はない。どうせ難しいならカッコいいクラブのほうがいい。「いつかはマッスルバック!」という人にオススメしたいアイアンだ。
飛距離は出るしアイアンも斬れる、小技も上手いと、ライバルも絶賛するトーマス。今後ますます注目を集める前に、彼のセッティングで一式そろえておいてはいかがだろう?まだ知名度は低いが、今年のメジャー争いの“台風の目”となることは間違いない。
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