ジミー チュウと初コラボ
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女子プロゴルファーのクラブセッティングをチェックしてみると、5番アイアン、さらに6番アイアンをも抜いている人が急増している。男子プロでも片山晋呉や正岡竜二が6番アイアンを抜き、代わりにロフト角の大きなユーティリティを入れ、アイアンセットは7番からというセッティングにしている。
ただ、アイアンよりも重心深度が深いユーティリティは、ミスヒットには強いがどうも苦手というゴルファーも少なくない。その理由は、ロフト角が大きくなるとフェースが見えるので、セットアップがしにくく感じるからだ。
「もう少しやさしさが欲しいけど、ユーティリティはどうも構えにくい。アイアンならうまく構えられるのに…」という人は、松山英樹、石川遼のクラブセッティングを参考にしてみてはいかがだろう?
松山は3番アイアンにヘッドが大きくソール幅の広いフルキャビティの「テーラーメイド M2 ツアーアイアン」を入れている。石川も、昨年末からロングアイアンだけ「キャロウェイゴルフ STEELHEAD XR アイアン」に変更して戦っている。
ユーティリティほどのやさしさはないが、アイアンセットの流れで構えられて、マッスルバックやハーフキャビティアイアンよりもミスヒットに強いのがイマドキのフルキャビティアイアン。プロは3番、4番を入れている場合が多いが、我々アマチュアは、5番、6番をフルキャビティアイアンにしてみてはどうだろう?苦手な距離を克服できるかもしれない。
中古ショップには、単品アイアンと呼ばれる1本売リのアイアンがあり、ウェッジとロングアイアンがその主な品ぞろえ。おまけにユーティリティよりもかなり手頃な価格で売られている。アイアンセットと同じか、もしくは少し軽めのシャフトを選ぶと流れが良い。5000円以下で買える物も少なくないので、ぜひ中古ショップでチェックしてほしい。