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この時季悩まされるのが、薄く刈り込んだ芝からのアイアンショット。薄芝のフェアウェイから、ダフリや引っかけを頻出していないだろうか。そこで取るべき対策は、番手を上げて『ランを出す』? それとも、フェースを開いて『キャリーで攻める』? この時期ならではの質問について、甲斐慎太郎プロに聞いてみた。
平均90台ゴルファー調査では、『ランを出す』派『キャリーで攻める』派どちらも同じ割合に。『ランを出す』派の理由は、「手前から転がしたほうが距離を合わせやすい」(KUさん/38歳)、『キャリーで攻める』派は「グリーンに乗ったとき止まりやすい」(KKさん/55歳)といったものだった。
アベレージゴルファーの意見は同じ数だったが、果たして甲斐慎太郎プロの見解は……!?(以下、甲斐プロの解説)
「冬はフェアウェイの芝が枯れ、地面も硬くなるので、グリーンを狙うアイアンショットの難易度が高くなります。シーズン中より飛距離が落ち、弾道も低くなるので、アイアンでグリーンを狙うときは通常よりも番手をひとつ上げ、ピンの手前から攻めていくのが得策です。
冬と他の季節の決定的な違いは、やはりボールのライ。芝が元気なときは、フェアウェイでもボールが芝の上に浮いて地面との間にヘッドが入る隙間があります。フェースの芯でボールを捉えやすく、高さもしっかり出せるのでグリーンでも止まります。ですが、冬の薄い芝ではどうしてもフェースの下目で捉えることが多くなり、通常よりも弾道が低くなってしまうのです。
また、冬で気温が低くなると、体が回りにくくヘッドスピードも落ちます。これも“飛ばない”“球が上がらない”原因のひとつです。僕たちプロでも、冬は通常より1番手は確実に飛距離が落ちるので、必然的にひとつ大きめのクラブを選択する必要があります。番手を上げれば当然弾道は低くなり、ボールも止まりにくくなるので、それを計算に入れてグリーンを攻めていきます」。
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