ジミー チュウと初コラボ
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テレビでトーナメント中継を見ていると、重要なパットで何だか外しそうなムードを感じたことはありませんか? そして、その通り外してしまう…。何処かいままでとリズムが違っていたり、自信の無さや迷いなどが画面を通じても伝わってしまうのでしょう。
「またどうせ外すだろう」みたいな考えが過ぎってしまう人は、それが体に表れてしまいます。背中が丸くなり、表情も暗く、目線が下向きで…。そんな人は、とにかくフリでもいいから、自信満々のつもりで臨んでほしいのです。胸を張って背筋を伸ばし、目線も口角も上向きに! 自信たっぷりなアクションに釣られてメンタルも上向きになるはずです。
メンタル的な側面からいうと、絶対決めたいという緊張が体に伝わり、無意識にストロークが乱れてしまうケースもあります。こんなときは、前回の朝一のドライバーショットと同じく意識を別の方向にフォーカスしてみましょう。例えば、ここでも芯で打って、よい『音』を出すことだけに集中してみましょう。
ちなみにパッティングのイップスに陥りがちな人は“完璧主義”の人が多いです。決めたいパットのみならず、全てが慎重であらゆる情報をできるだけ正確に判断し、それを完璧に満たさないと気が済まない人です。
一度イップスに陥ると、メンタルと体の神経回路が出来上がってしまうので、そう簡単には直りません。イップスを直した面白い経験としては、パットを打つときに「今夜の晩飯は何を食べようか?」などとゴルフと関係ないことを考えさせるのです。そうやって気を散らすことで、逆に慎重になりがちな状態から解放してあげることで功を奏しました。パットでお悩みの方はぜひ一度、思考転換させて楽な気持ちで構えるようにしてみては如何でしょうか」。
解説/松本進
デビッド・ライト氏やハンク・ヘイニー氏から直接コーチングのイロハを学び、双方からの公認を受ける。データを元にプランを立てていく指導法が注目され、現在はツアープロ(馬場ゆかりプロなどを担当)を中心にアマチュアゴルファー、そしてビジネスマンへのコーチングと幅広い指導で活躍中
男性モデル/高山忠士、女性モデル/野際レイラ
撮影協力/ゴルフテック by gdo 六本木ラーニングスタジオ
衣装協力/ルコックスポルティフ
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