運転中の横顔にオーラを
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430Y(ミドルホール)1打目210Y・2打目、グリーン迄220Y・フラット・右OB。こんな時よく見かけるのは、一番飛ばせるクラブ(当たれば)を選択。成功すれば190Y、失敗だとOBや60Y位しか飛ばない時も有るハンデ19位の方。
この方の場合、成功しても次は40Yをウェッジで打つことになり3Wとの打ち方に大きな違いが求められる(極端に違う)しかし220Yを二分割にし110YならPWか9番の楽なショットを2回同じクラブで繰り返し打てる訳ですから益々ミスが少なくなる。(前のショットが予行練習に相当する)
皆さんは、ショートアイアンの飛距離は、自信があるでしょう。コントロールショットを2回打って『ピンそば』に付けたらバーディーも手に入ります!
アプローチショットは、前に進む力と高さ方向への力がゴルフでは重要な要素と成ります。50のエネルギーで転がした場合には、地面又は芝生の抵抗だけの要素で距離が変わります。
これに高さを加えると高さ方向が10の高さと20の高さでは、球の距離が変化する事に成ります。(カップに近づけたいのに高さが違うとショートしたりオーバーしたりとその分難易度が増える)
途中に障害物が無いのであれば短い距離ならパターを、長い距離なら7番アイアンを使うと驚くほど「ミスが出ない」。ゴルフは想定するミスをどれだけ減少させるかのゲームと言えますから、何でもアプローチにロフトのあるウェッジを用いるのは、危険な選択と言えます。
最近多く見かけるのは、グリーン周りでSや56・58と言ったウェッジを何の問題意識なく選択してダフったり、トップしてバタバタしている方です。世界レベルのトッププレイヤーが採用していることを真似て研究する事は、良いことですが、ロフトの強いクラブは、幾つかの打ち方(技)が求められます。ただ打ち込んでしまうとザックリと地面に刺さったり、跳ねてトップしたりと大変です。
先ずグリーン周りでは、ランニングアプローチが基本で7番アイアン等で打つのが正しい選択で、飛球線方向に「障害物」があるときには「特殊なウェッジで高い球」を打つようにしましょう。高い球も必要以上に高く上げては距離感が掴めず、場合によっては、だるま落としになりかねません。必要な高さは、9番で充分!スコアが乱れることが無くなります。
取材協力 スクールゴルフミッション