昭和のあったあった! 懐かしの「ゴルフギャグ」ベスト10
『いや~んバンカー』『ナイスちょっと!』…おやじゴルファーといえば、ラウンド中に繰り出すギャグやダジャレがつきものだった。そのキレ味に脱帽してしまう時もあれば、シーンと静まりかえらせてしまう大ダフリな時も。そこでいまの時代にはちょっと聞くことができない昭和の“迷言集”を厳選。多くの声が集められた数でランキングにしてみた。
第10位:『木下さん』
ミスショットしてボールが木の下に行ってしまった際、その様子を形容したギャグ。応用例として『松下さん(マツの木の下)』『杉下さん(スギの木の下)』などがある。
第9位:『斜面ライダー!』
ショットが斜面に落ちた際に発せられるギャグ。引用の「仮面ライダー」のように、変身ポーズを元気良く決めながら斜面を滑り下りる姿がゴルファーの鏡だった。
第8位:『百十の王』
スコア「110」の時に用いられる。ライオンの最強ぶりを表した“百獣の王”と、スコア110というパッとしない数字とのギャップを堪能できるラウンド終了後の持ちネタ。
第7位:『2年3組』
1ホールの合計が2オン3パットであったこと。なお、3オン2パットは「3年2組」。なぜ学校のクラス名に例えられるのか? 深い意味など存在しない説が濃厚だ。
第6位:『ブラジルに響く』
思いきりダフってしまった際、地面に向かって発せられるギャグ。吉本興業所属のサバンナ八木真澄さんの一発ギャグ「ブラジルの人、聞こえますかー」とは無関係。
第5位:『銀座の天ぷら』
ドライバーショットでボールがフェースの上側に当たり、空高く上がってしまった「天ぷら」を打った後に使用。「銀座の~」をつけることで“高い”ことを強調できる。
第4位:『刻みうどん』
ティショットでダフったりチョロをした後、あえて周りに聞こえる声量で届けるギャグ。しっかりコースマネジメントする人には、あまり馴染みがないと思われる。
第3位:『ダッフんだ!』
ダフった時に用いられる。80年代後半~90年代前半に放送されたフジテレビ系『志村けんのだいじょうぶだぁ』から引用。変なおじさんの顔を真似て言うのが王道だ。
第2位:『もう! 池(イケ)ず…』
ショットが池に入ってしまい、残念な状況を舞妓さんになった気分で発するギャグ。「ほんま池(イケ)ずやわー」「池(イケ)ずな人っ」と色っぽく使われることが多かった。
第1位:『高速道路』
ティショットしたボールがコロコロとカート道を転がり、予想以上に遠くまで運ばれた際に発する。一部のゴルファーには『ETC』とだけ口にする説もあり。