「転んでも平気」鎌倉のゴルフ場で子どもたちが自転車遊び
神奈川県鎌倉市の鎌倉パブリックゴルフ場は3月25日(水)から、一般営業終了後に2番ホールを使い、子どもたちがペダルのない自転車(ストライダー)で遊べる「ストライダーエンジョイパーク」を始めた。期間は4月5日(月)までの12日間。対象は1歳半から5歳で、1人500円で午後3時半から5時半まで利用できる。
ストライダーは、ペダルがない子ども用のランニングバイクで世界25カ国、200万人以上に親しまれている。体育の専門家からはバランス感覚や集中力が高まり、脳の活性化に有効な働きをもたらすとの指摘もあるという。
初日の25日は、7人の子どもたちが親に付き添われ来場し、芝生の上で遊びまわった。「今はコロナウイルスの影響で室内ではあまり遊べないので、(普段利用する)公園がいつも以上に混んでいると感じる」という29歳の高橋さんは、2人の子どもを連れ来場。「久しぶりに外で目一杯遊んだ気がする」とゴルフ場の“解放感”を満喫した。
5歳と2歳の娘を連れて来場した34歳の女性は「ゴルフ場の芝がこんなにクッション性があるものだと思わなかった。ぶつかる心配がなくて安心して遊ばせられる」と娘らの姿を見守った。5歳の長女は「いつもの公園と違って、広くて、転んでも平気なところが好き」と笑顔を見せた。
ストライダーを持ち込んでの利用を想定しているが、1時間500円でヘルメットとセットでの貸し出しも行う。
同ゴルフ場は新型コロナウイルス対策に関して「従業員一同、細心の注意を払い、皆様をお迎えします。『ストライダーエンジョイパーク』の実施に際し、 従業員のマスク装着、レンタルのストライダーの消毒、要所での消毒液の設置、お申し出いただいた方への非接触型体温計での検温の実施を行う予定です」と案内している。
※詳細は鎌倉パブリックゴルフ場(0467-44-8185)まで