女子プロが選ぶ「最もパットがうまい選手」トップ3
新型コロナウイルスの感染拡大により、開幕を予定していた3月から中止が続く国内女子ツアー。未だ開催の見通しが立たないなか、GDO編集部では女子プロゴルファーに緊急アンケートを実施しました。賞金シード選手(2019年賞金ランキング上位50人)を中心に43人から回答を寄せてもらった結果、女子プロたちが選ぶ部門別のベストプレーヤーが判明。今回は「女子ツアーで最もパットがうまい選手」について、得票数が多かったトップ3を紹介します。
【3位】 渋野日向子/3票 <2019年平均パット数2位>
2019年に国内外で大ブレークした渋野日向子が3位にランクイン。同年の「AIG全英女子オープン」では強気なパットでカップを攻め続け、海外メジャー制覇の快挙につなげてみせた。三ヶ島かなは、「強気のパットと、オーバーしても入れ返してくる強さ」を理由に投票。同年の国内ツアー平均パット数は鈴木に次ぐ2位と、実際にハイレベルな数字を残している。
<女子プロたちの声>
・「インパクト時のゆるみが一切なく、転がりが素晴らしい」(吉田優利)
・「何度か一緒にプレーしてストロークが本当にうまい」(S.ランクン)
【2位】 申ジエ/5票 <2019年平均パット数3位>
2位は、5票を獲得した申ジエ(韓国)。2017年の平均パット数で1位に輝いたほか、毎年のように同ランク上位につけるパット巧者だ。なお、近年は2000年に発売されたオデッセイのパター「ホワイト・ホット #4」を愛用。すでに廃盤となった年季の入ったモデルで勝利を重ねている。
<女子プロたちの声>
・「安定したラインの読みがすごい」(海外選手)
・「全てのパットを完璧なイメージを出してから打つ」(中堅選手)
・「ロングパットのタッチや勝負どころで必ず決めてくる」(プロ4年目)
【1位】 鈴木愛/26票 <2019年平均パット数1位>
2019年に賞金タイトルを奪還した鈴木愛が、全投票の6割以上を占めて圧倒的な1位に輝いた。平均パット数では、18年から2年連続で1位に君臨。その卓越したスキルは、多くのプロ仲間たちも認めるところのようだ。
同じく歴代女王のひとりである上田桃子は、何よりも「結果が出ているから」と鈴木に1票。勝みなみは「一緒にラウンドした時に、大事な局面のパッティングを確実に決めるから」として票を投じた。また、ルーキーの安田祐香は「ミート率とかタッチ。2mを確実に決める」ことを理由に挙げ、2019年「ニトリレディス」でアマチュアV(当時)を阻まれた鈴木を選んだ。
<女子プロたちの声>
・「どんなときもショートをしないで、しっかりヒットしている」(原英莉花)
・「強気で常に同じリズムで打てる。あとは勝負のパットを決める」(浅井咲希)
・「自分が操作できることを全て自由自在に打てているように見える」(成田美寿々)
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