女子プロが選ぶ「最もスイングが美しい選手」トップ3
女子プロゴルファーにアンケートを行い、部門別ベストプレーヤーを選出してもらう第3弾のテーマは「最もスイングが美しい選手」。賞金シード選手(2019年同ランキング上位50人)を中心に43人から得た回答で、得票数が多かった“美スイング”TOP3を紹介します。
【3位】 河本結、イ・ボミ/3票
<2019年 河本結:平均距離68位、パーオン率12位/イ・ボミ:平均距離57位、パーオン率32位>
今季から米国ツアーで戦う河本結と、歴代賞金女王のイ・ボミ(韓国)が、3票を獲得して3位に並んだ。ともにパワーよりもショットの精度が光るスインガータイプ。河本に投票したルーキーの安田祐香は「スイングに無駄がなく力強い。ステキだなと思いました!」と理由を挙げたほか、通算6勝のキム・ハヌル(韓国)も河本に票を投じた。
<女子プロたちの声>(イ・ボミ)
・「テンポが良くて、切り返しのときに力が入っている感じが綺麗」(原英莉花)
・「ブレがなくて無駄な動きがない。そういうスイングがしてみたい」(海外選手)
【2位】 イ・ミニョン/9票<2019年 平均距離17位、パーオン率2位>
2019年に2勝を挙げたイ・ミニョン(韓国)が、8票を集めて2位にランクイン。複数のプロが常に一定のスイングリズムを理由に挙げたほか、「カッコよくて綺麗なスイング」(葭葉ルミ)、「シンプルスイング」(松田鈴英)などパワーヒッターからの評価も高い。総合的なショット能力はツアートップを誇り、平均距離、フェアウェイキープ率、パーオン率の順位を基にするボールストライキングでは、集計をはじめた2017年から3年連続でトップに君臨している。
<女子プロたちの声>
・「同じフェーダーとして、安定していてすごい」(稲見萌寧)
・「いつも安定感と再現性が優れていて、見る側からも安定さを感じる」(ペ・ヒギョン)
【1位】 テレサ・ルー/10票<2019年 平均距離5位、パーオン率18位>
飛ばし屋のイメージが強いテレサ・ルー(台湾)が、僅差で1位に輝いた。プロ目線ではスイングの美しさへの評価も高いことが証明され、成田美寿々は「スイング(の美しさ)はもちろん、テンポが常に一定。真似したい」と評価。ルーキーの吉田優利は「スイングスピードがとても速くて、無駄な動きが一切、見えません。飛ばしの秘訣がたくさん詰まった、私が理想とするスイング」と絶賛した。
<女子プロたちの声>
・「全てにおいてシンプルに振れている」(複数優勝者)
・「力みがなく、リズムが素晴らしいから」(未勝利の若手)
・「雨でも風が強くても天気に左右されず、いつも一定のリズムとスピードでスイングをする。スイングのアークも良い」(海外選手)
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