稲見萌寧、小祝さくら、畑岡奈紗らに学ぶメンタル術【A型ゴルファーあるある】
科学的な証拠はないと言われているけれど、なぜか当たる気がしてしまう血液型診断。ゴルファーの特性を血液型別で紹介する今回の「あるある」シリーズは、プロに学ぶメンタル術をお届けする。稲見萌寧、小祝さくらといった、今シーズン国内女子ツアーで快進撃を見せるA型プレーヤーをピックアップ!
■稲見萌寧に学ぶ「とことん追い込む! “ドM”ゴルファー」
「サントリーレディス」では惜しくも7勝目を逃したものの、今シーズン勝負強さを発揮している稲見萌寧。彼女は自らを「基本的にメンタルは強くないが、究極に追い込まれたら力を発揮するタイプ」と分析する。プロテスト時には、最終ホールのバーディパットを前に「外したら池に飛び込む気持ちで臨んだ」と自らを追い込み、見事沈めて合格を勝ち取った。周りからとやかく言われることで、プレッシャーを感じやすいA型だが、とことん追い込むと開き直ったように冷静で大胆になる。“火事場の馬鹿力”はA型にピッタリの表現と言われている。
■小祝さくらに学ぶ「いっつも同じが吉! きめきめルーティン」
賞金ランキング1位(※6月15日現在)の小祝さくらは、常に平常心を保つのが上手なA型の典型。日常生活でもルーティンを崩さない彼女は、朝のストレッチ時に「好きな曲を聴くと、耳から離れなくて集中できない」と、あえて生まれる10年前の1988年に発売された光GENJIの「パラダイス銀河」に耳を傾けていたことも。様々なことが見えすぎてしまうA型は、決められたルールやルーティンを変えないことで力を発揮しやすい。朝の日課やゴルフ場までの道のりは、いつもと同じが吉かも。
■畑岡奈紗に学ぶ「体力も結果もムシムシ! 練習の虫になれ」
「全米女子オープン」では笹生優花とのプレーオフの末、惜しくも海外メジャー初優勝を逃した畑岡奈紗は、練習に多くの時間を費やす“練習の虫”としても知られる。心配性のA型がプレッシャーを乗り越えるには、納得するまで猛練習すること。特に勝負と決めた試合やコンペには、「これだけ準備したのだから結果はどうあれ、悔いはしない」という状態まで持っていくのがベスト。A型が本来持っている、負けん気の強さや忍耐の強さを武器に戦おう。
■大里桃子に学ぶ「レッスンより我流向き! 悩んだら動画チェック」
直近7試合で優勝1回、2位が4回と好調を維持している大里桃子。昨年末に、上向いたスイングのことを聞かれ、「イメージ作りのために比嘉真美子さん、小祝さくらちゃん、キム・ハヌルさん、あとタイガー・ウッズの動画を見ています」と答えた。周囲のアドバイスを聞くと、それが余計にプレッシャーとなってしまいやすいA型。参考にしたい選手を自分で決め、自分で答えを見つけ出す。プレーに悩んだら、アドバイスを求める前に試してみてはいかがだろう。
■上田桃子に学ぶ「ゴルフ辞めるかも…? 悩んだ後はスパッ」
上田桃子は2017年「中京テレビ・ブリヂストンレディース」優勝後の会見で、「ことし勝てなかったらゴルフを辞めようと思っていた。ただ、思い悩んだ末に最後に抱いたのは、目の前の一打に全力で向かうこと」と明かした。完璧主義な性質のため、先に不安を数え上げてしまいがちなA型。プレッシャーで緊張が高まる傾向にあるが、行き着く答えはいつもシンプル。彼女のように悩みを抱えたラウンド前夜は、布団の中で気持ちをシンプルな方向に整理してから明日に臨もう!
<その他の主なA型プロゴルファー>
宮里優作、藤田寛之、深堀圭一郎、小田孔明、不動裕理、イ・ボミ、キム・ハヌル、申ジエ、葭葉ルミ、渡邉彩香、高橋彩華、永井花奈
協力/市川千枝子(ヒューマンサイエンスABOセンター代表)
血液型別ゴルファーあるある 記事一覧
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