高難度でメンテナンス良好な東日本のおすすめゴルフ場
初級者から卒業したと感じたら、難しいと評判のコースで腕試しをしてはどうだろう。挑戦することで、ゴルフのさらなる楽しみを発見できるかもしれない。今回は、ゴルフ場営業担当がおすすめする、高難度でコースメンテナンスが良好なゴルフ場を紹介する。第1回は東日本編。
目次
- 日本庭園がモチーフの美しいレイアウト
- 千葉県内でも上位の難度を誇る林間コース
- 関東では珍しい洋芝を楽しめる
- 男子ツアー開催に向けてコースを大改修
- セベが手がけた罠に挑むタフな18ホール
- 自然の地形をそのまま生かした難コース
- 手作業で行うきめ細やかなコースメンテナンスが特徴
- 東北・北陸地方では唯一の名匠・上田治設計
- 高難度グリーンが名物の北海道を代表するコース
日本庭園がモチーフの美しいレイアウト
大栄カントリー倶楽部(千葉県)
<担当おすすめポイント>
昨年から国内3団体の対抗戦「Hitachi 3Tours Championship」が開催されているトーナメントコースです。日本庭園をモチーフにした美しいゴルフ場で、グリーンメンテナンスに定評があります。高低差7mと全体的にフラットながら、池やバンカーが効果的に絡む戦略性に富んだレイアウトで、挑戦意欲を掻き立てるコースです。
千葉県内でも上位の難度を誇る林間コース
船橋カントリークラブ(千葉県)
<担当おすすめポイント>
コースレート72.8と千葉県内で屈指の難度を誇る林間コース。小さい2グリーンは軽い砲台状で、周りにバンカーが配置されているため緻密なコースマネジメントが必須となります。
関東では珍しい洋芝を楽しめる
プレジデントカントリー倶楽部軽井沢(群馬県)
<担当おすすめポイント>
オールベント芝を採用した本格派リゾートゴルフコース。メンテナンスが難しい洋芝ながら、1級芝草管理技術者がグリーンキーパーを担当しているため、シーズンを通して綺麗な「緑」を楽しめます。フェアウェイ、ラフともに洋芝を採用するゴルフ場は関東では少なく、海外の名門コースでプレーしているような感覚を楽しめます。
男子ツアー開催に向けてコースを大改修
THE RAYSUM(群馬県)
<担当おすすめポイント>
国内男子ツアーの新規大会「For The Players By The Players」の開催コースです。大会に向けて大改修が行われ、ティイングエリアやバンカー・池の位置や形状を変更。グリーンも拡大されました。コースメンテナンスに重点を置くことで、緑のじゅうたんに覆われたような芝密度になり、美しい景観と最上のプレー環境になっています。
セベが手がけた罠に挑むタフな18ホール
JGM セベバレステロスゴルフクラブ(茨城県)
<担当おすすめポイント>
筑波山を望む霞ヶ浦湖畔にデビット・トーマスとセベ・バレステロスの共同設計監修で誕生したタフな18ホール。松林で完全にセパレートされ、池の景観も相まって美しい仕上がりになっています。バンカーなどのハザードやアンジュレーションが強いグリーンも高難度で、ゴルファーの挑戦心に火をつけてくれます。
自然の地形をそのまま生かした難コース
富士カントリークラブ(静岡県)
<担当おすすめポイント>
「あるがままを潔し」を基本理念に作られた赤星四郎設計の丘陵コース。傾斜や細かなアンジュレーションを自然のままに残した、変化に富んだ難コースです。アップダウンがあって砲台グリーンも多いため、タテの距離感をしっかりと合わせる必要があります。
手作業で行うきめ細やかなコースメンテナンスが特徴
赤倉ゴルフコース(新潟県)
<担当おすすめポイント>
広々としたフェアウェイサイドに、自然を生かした白樺やミズナラなど豊かな木々が並びます。外国産の白い砂を使ったバンカーや池が待ち構え、戦略性の高いコースです。スプリンクラーを使わずに手作業で散水を行うなど「人の手によるきめ細やかな手入れ」にこだわっており、高質なコースメンテナンスを維持しています。
東北・北陸地方では唯一の名匠・上田治設計
長岡カントリー倶楽部(新潟県)
<担当おすすめポイント>
東北・北陸地方では唯一の名匠・上田治が設計(東・西コースの18ホール)した、自然の地形を利用したフラットな林間コースです。ホールの大半はティイングエリアからグリーンが見えるため、やさしそうに感じますが、レギュラーティで総距離6500ydを超えるためタフなホールが続きます。
高難度グリーンが名物の北海道を代表するコース
札幌国際カントリークラブ島松コース(北海道)
<担当おすすめポイント>
北海道を代表する27ホールのトーナメントコース。国内女子ツアー「北海道meijiカップ」ではA・Bコースが使用されます。コースはアップダウンがあり、難度が高く戦略的。特にグリーンはアンジュレーションだけではなく芝目も読むことが大事となり、セッティング次第では3パット必至です。「グリーンは手前から」という鉄則の技量が試されます。