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ミニスカ! ノースリ! オシャレ女王決定戦'24秋 名古屋の夜を彩ったドレッサーNo.1は誰!?

2024/09/26 11:00

原英莉花、鶴岡果恋、安田祐香… 総勢30人の女子プロドレス姿をチェック!

※採点は5項目(カラー20、サイズ感20、小物20、個性20、TPO合わせ度20)の合計

国内女子ツアー「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」(9月12日~)開幕に際し、名古屋市内で行なわれた前夜祭。会場には普段のウェア姿とは対照的に、ちょっぴり大人で優美なドレスアップに着飾った選手らの姿が…。そこでGDO編集部では勝手にオシャレ女王ランキングを作成。ドドーン!と30人分のコーディネートを、ファッションプロデューサーの植松晃士(うえまつ・こうじ)氏にチェックしてもらった。

まずは審査基準から。「プレーをするときは大体パンツかショーパンといったスポーティな出で立ちが多い選手らにとって、パーティでは意外性(ギャップ)を見せるべき」という植松氏。そのうえで地味過ぎず、露出し過ぎない適度なフェミニンさを取り入れている点をポイントに置いたとのこと。そこで今回は、植松氏も唸った女性らしさを上手に演出したコーデ上手ベスト5(※点数は100点満点で採点)を大発表!

さすがのエレガント嬢・エリカ様【第5位:原英莉花(84点)】

モノトーンでシンプルな中にエレガントで上品なスタイルを演出している原英莉花が第5位に。

お嬢様風モノトーンコーデの原英莉花

「現在トレンドとなっているプレッピー(名門私立学校に通う学生のようなスタイル)感を持たせて、エレガントなお嬢様スタイルを演出しています。モノトーンのシャツ&スカートで、全体的に上品にカッチリした印象。スタイル抜群の原さんらしいスマートさが際立っていて、清潔感のあるコーディネートに好感が持てます。あとはネックレスやベルトなどの小物でもっと主張したり、透け感のあるブラウスで“遊び”があっても良かったかなーと思います」

上級テクな大柄サンドレスが素敵!【第4位:鶴岡果恋(85点)】

無難な無地を選びがちなドレスアップの中で、デザインが目を引く大柄サンドレスを持ってきた鶴岡果恋が原と1点差で第4位に。

“こなれ感”さえ漂う上級者コーデの鶴岡果恋

「小さな柄ものは野暮ったく見えてしまうので難しいアイテムなのですが、大柄をうまく着こなすことでどことなくインターナショナルな雰囲気を感じさせ、場慣れしたムードがきれいなお姉さんというオーラを持たせています。肌見せの加減もバランスが取れていて、腕周りや足首といった体の細いところだけを見せるテクニックも◎。大ぶりなイヤリングで、もう少し大胆なアクセントを付けると顔周りが華やかになり、よりメリハリが効いてベスト3も狙えたかなーって感じ」

トレンドを取り入れた都会チックな合わせ術♪【第3位:安田祐香(86点)】

シンプルモノトーンの大人な雰囲気のコーディネートが似合う安田祐香が第3位!

トレンドを押さえた都会派コーデの安田祐香

「白黒のさり気ない上下セットに、今秋も引き続き注目されているメタリックの小物(バッグと靴)合わせが秀逸。一見ベーシックでシンプルな合わせ方なのに、都会的な洗練された印象を演出しています。モノトーンでシンプル過ぎてしまわないように、袖のフワフワしたデザインで女性らしさを取り入れている点もバッチリ。フェミニンさの中にもややギャルっぽい要素“ギャル味”を2割出している加減も最高です。24歳という若々しさを残しつつ、大人な背伸び感のあるパンプスを選んだ点もオシャレ上級者って感じで文句なし!」

露出多めでもエロ過ぎない健康的ルック【第2位:臼井麗香(90点)】

第2位には、落ち着きのあるヴォルドーカラーのノースリーブミニドレスを着た臼井麗香がランクイン。

オリエンタルな稲見萌寧(左)と健康的ワンピコーデの臼井麗香(右)

「第4位の鶴岡選手と同じくインターナショナル感のあるデザインのドレスで、海外の社交場にいるような“こなれた”印象が素敵です。あえて小物を合わせず、シンプルでシャープなシルエットのミニドレスで非常に健康的です。脚と腕を大きく見せて露出度を上げているのに全然イヤらしさがない。全くエロく見えない健康的な魅力に溢れています。直すとしたら…、まー小物使いくらいでしょうか。パンプスではなく足の指先まで見えるヒール付きヌーディサンダル(細いストラップのデザイン)やブレスレッドを付けるなど、アクセサリー要素を足せば1位の座も狙えた気がします」

第1位の前に… もうすぐベスト5!【第6位:清本美波(79点)】

1位発表の前に、もうすぐベスト5という選手をピックアップ! 79点と高得点を取ったのは、今季ルーキーイヤーの清本美波

落ち着いた雰囲気の與語優奈(左)&“ギャル味”を取り入れた清本美波(右)

「彼女は“ギャル味”2割の法則で、リボンをあしらわれたドレスが、年齢(19歳)相応でいい感じ。大胆なミニのプリーツスカートのワンピースも潔くて良し。ひざ上15cm以上のミニスカはティーンエイジャーの特権ですから、今できるファッションを今存分に楽しんでいる点が高ポイントです。白のコーデと髪のハイトーンカラーもバランスがよく映えていて可愛らしい。残念なのは足元…。もう少しキラキラしたアクセントがあしらわれた華やかデザインやショッキングピンクや赤といった目を引く靴を持ってきても良かったかも…」

カラーリング&ドレッシーさで'24秋のドレス女王に【第1位:河本結(93点)】

今回堂々の1位、ドレス女王に輝いたのは鮮やかなブルーのドレスに身を包んだ河本結

優雅ささえも感じるドレッシーな装いの河本結

「華やかさが出ているきれいなサックスブルーのドレスで、ヌーディカラー(肌色)のドレッシーなパンプスとの色の合わせ方もすごく“こなれ感”が出ていてGood! 今回の中では一番前夜祭という場所に合ったドレスアップができているといえます。もしアドバイスするとすれば、袖が短いショートスリーブorノースリーブでも良かったかなー。腕を大胆に見せたり、胸元がもう少し開いたものを選べば、年齢相応の若さのあるフェミニンな雰囲気がより出せたかなと思います」

【今回は惜しくも圏外!】だ・け・ど… 皆キュートで個性的♪

予想は的中しただろうか? ベスト5に入らなかったメンバーも、皆が個性的で魅力的だった。普段の装いとは違う彼女らのドレス姿を今度はあなたの目でチェックしてみよう!

■ 植松晃士(うえまつ・こうじ) プロフィール

時代を先駆けた独自の審美眼でファッションプロデューサーとして活躍中。オリジナリティ溢れる目線と愛のある辛口トークでTV、ラジオ、雑誌など各メディアに出演。美容情報にも精通し、ファッションとビューティが美しく融合した究極のトータルコーディネートを発信しつづける。衣服、美容系の連載多数。