花粉対策に選ぶならどれ？ ゴルフ場につけて行きたいマスク調査

花粉症ゴルファー必見！ おすすめ度を評価付きで紹介

目から大粒の涙、鼻から大量の鼻水、びちゃびちゃズルズルでゴルフどころじゃなーい…そんな花粉症ゴルファーにとって、欠かせないアイテムといえば「マスク」。ガード力抜群のものから耳が痛くなりにくいものまで、花粉症歴30年以上のアラフォー眼鏡ライターの五反田 東(ごたんだ・ひがし)氏が、ラウンドの日につけていきたいマスクという観点でおすすめ商品をご紹介。

想像以上のピタッと感「PITTA MASK」

アラクス「PITTA MASK（ピッタマスク）」は、新ポリウレタンという素材を使用し、花粉の侵入を徹底ガードするモデル。お洒落なカラーラインアップも魅力のひとつ。五反田氏の感想は「フィット感は抜群で、花粉の侵入を完全に防いでくれそう。ただし、黒系 & 独特な形状が昔のヤンキーっぽいと思われそうなのが唯一のマイナス点」とのこと。

【五反田氏の評価】 ※5点満点中（以下同）
・ガード力：5.0点
・通気性 ：4.5点
・耳疲れにくい度：3.5点
・眼鏡くもりにくい度：4.5点
・ルックス：2.0点
・コスパ ：4.0点

耳が痛くなりにくい「超快適」

ユニ・チャーム「超快適」は、シルクタッチのフィルターとやわらかストレッチの耳かけで、その名の通り、つけた心地が超快適という商品。「マスクは一日一枚と決めている人は多いと思いますが、そのうえで18ホール終わるまでつけ続ける必要があるゴルファーにとって、耳が痛くなりにくいのは大きなメリット。ただ、耳のところが紐ではなく、不織布なので破けちゃいそうで怖い…」（五反田）

【五反田氏の評価】
・ガード力：3.0点
・通気性 ：3.5点
・耳疲れにくい度：4.5点
・眼鏡くもりにくい度：3.0点
・ルックス：3.0点
・コスパ ：3.5点

眼鏡ゴルファーには神！「快適ガードプロ」

白元アース「快適ガードプロ」は、ノーズクッションがメガネのくもりをカットし、強力ガードなのに息がしやすいという商品。「どんなに下を向いてもまったく眼鏡がくもらないので、アドレス時に確実にプレーに集中できるので最高です。ただ、フィット感が少し弱めなのと、鼻のクッションの重さで一日中つけていると耳が痛くなりそうな点がやや難…」（五反田）

【五反田氏の評価】
・ガード力：3.0点
・通気性 ：3.0点
・耳疲れにくい度：2.5点
・眼鏡くもりにくい度：5.0点
・ルックス：3.0点
・コスパ ：3.0点

布の薄さで装着感が高い「三次元シャイニングマスク」

興和「三次元シャイニングマスク」は、口元には肌触りの良いさらさらシートを採用し、ふんわりタッチの耳ひもで長時間の着用でも耳が痛くなりにくいという商品。「布が薄くてやわらかく、耳疲れしにくい点が◎。ただ、性能としては普段使い用に良いというレベルで、あえてゴルフの日に選ぶほどではないかなと感じました…」（五反田）

【五反田氏の評価】
・ガード力：3.0点
・通気性 ：3.0点
・耳疲れにくい度：4.5点
・眼鏡くもりにくい度：3.0点
・ルックス：3.0点
・コスパ ：3.0点

ゴルフ女子におすすめ「シルキータッチ」

玉川衛材の「フィッティ シルキータッチ クイーンズリッチ」は“ひとふれ実感”という名称で、シルクのような心地良さを提供するマスク。不織布の三層式フィルターで花粉・ホコリをしっかりガードする商品。「シルキーな肌感で、女性の肌に合いそうです。ガード力もまあまあ高いように感じました。ただ、ほのかに漂う香りが化粧品に近く、オジさんにとっては少し違和感…」（五反田）

【五反田氏の評価】
・ガード力：3.5点
・通気性 ：3.5点
・耳疲れにくい度：3.5点
・眼鏡くもりにくい度：3.5点
・ルックス：3.5点
・コスパ ：3.5点

肌触りとコスパ最高！「鼻セレブマスク」

王子ネピア「鼻セレブマスク」は、肌ざわりのやさしいリップフィルターを2枚重ねることで、1枚が汚れてしまってもめくるだけでマスクを交換せずに清潔を保てるという優れもの。「肌触りはティッシュの『鼻セレブ』と同じで最高です。また一枚50円という低めの値段設定が良いですね。性能としては普通。ちょっと眼鏡がくもるのが気になります…」（五反田）

【五反田氏の評価】
・ガード力：3.0点
・通気性 ：3.5点
・耳疲れにくい度：3.5点
・眼鏡くもりにくい度：2.5点
・ルックス：3.0点
・コスパ ：5.0点

危険度の高いゴルフ場へ出向く前に…

市街地に比べ、圧倒的に飛散量の多いゴルフ場。すでに花粉症という人も、これから可能性のある予備軍の人も、今回ご紹介した有能マスクで極力、症状を抑えていただきたい。採点者である五反田氏の見解が正しいかどうかは、議論の余地はあるものの、ひとつの指標として参考にしてはいかがだろう。

※消費者庁が景品表示法違反（優良誤認）にあたるとして、メーカー4社に対し、消費者への周知や再発防止策を講じるよう求める措置命令を出したことを受け、一部の記事・画像を削除しました。（2019年7月5日更新）