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今回のテーマはヘッドスピードがすべてではない “ボールに圧力を” ~トーマス・ピータース~

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ヘッドスピードがすべてではない “ボールに圧力を” ~トーマス・ピータース~

誰もがもっと遠くへボールを飛ばしたいと思っている。それはよくわかる。飛距離があれば、スコアを出しやすい。でも単純にヘッドスピードだけを飛距離の指標にしてショットしていると、重要な部分を見逃してしまう。

僕は幸運なことに、13歳の頃からずっと同じコーチに見てもらっている。ピート・コーウェンがベルギーに来て、将来有望なジュニア選手のためのプログラムを運営していた時の話だ。「最もストレスのかかる状況でも持ちこたえられるスイングを、初めから作るのが目標だ」とピートは教えてくれた。それは、手の操作を必要とせずに、安定してボールに圧力をかけることのできるスイングとも言える。僕らはその練習をしたんだ。

何年もの間、いかにして肩で圧力を作り出し、両腕を通してそれをクラブやボールに伝える方法を学んできた。そうして下地を作り上げてきた。現在は優勝争いなどの重要な局面で、その仕事をやり遂げることができるかどうか?という段階であり、僕は何度かそれを成し遂げることができた。

この「圧力」という考え方は、なぜみんなが、ヘンリック・ステンソンのアイアンショットをあんなに好きなのか、ということに置き換えることができる。ヘンリックもピートに教えを受けたのだけれど、彼は他の誰よりも上手にボールをつぶすことができる。

これができれば、スイングで生み出したエネルギーのより多くを、飛距離と正確さに転化させられる。ボールに勢いのないショットではなく、力のあるショットを打てるようになるんだ。

僕は身長196cmで腕が長く、柔軟性と力が発揮できるようにトレーニングしていて、それは54m/sという、ドライバーのヘッドスピードに反映されている。でも、どれだけ速く振れたとしても、「速度」ではなく「圧力」にフォーカスする方が、良い結果を生むんだ。それでは、いくつか、そのやり方を教えようと思う。

聞き手:マシュー・ルディ

正しい順序付け:斧振りドリル

これは僕のお気に入りのひとつでもあるのだけど、YouTubeで“Pete Cowen drill”と入力すると、彼が斧振りドリルを実演している動画がたくさん見つかるはずだ。僕は大会前になると、ほぼ毎週、このドリルを練習レンジでやっている。これをやると、ボールに圧力をかける上で鍵となる、順序と方向を正しく巻き戻してくれるような、素晴らしい感覚が得られるためだ。

やり方だけど、ヘッドのトゥが地面を向くように(写真上)、クラブを逆さまに構えて素振りをするだけ。仮にボールがある位置で薪割りをするように斧を振り下ろすとなると、肩や腕、そして手首を効率的な方法で使うよね。スイングも単に横方向へ回るだけで、それと同じ動きであるべきなんだ。クラブを逆さまにすると、重量の配置が変わるので、クラブが正しい軌道で動いているかどうかを感じることができる。このドリルでは、インパクトでトゥが地面を向く、始動の位置にヘッドを戻すことが目標なんだ。

リリースのチェック:ボール投げドリル

ゴルフのやり方について議論を交わしたいのなら、コーチやツアープロに向かって「リリース」という言葉を言えば、話が早いはずだ。ダウンスイングでどのようにコックをほどくか?というのは、さまざまな教え方があるけれど、それを定義するのではなく、良いリリースを感じることの方が重要だ。僕は、それを正しく行えているかどうか、瞬時にわかるドリルをやっているよ。

まずテニスボール(僕はこれをどの大会にも持ち込んでいる)を片手に、壁から4、5m離れて立つ。今回は柔らかい練習用のゴルフボールを使っているけれどね。ゴルフのアドレスをして右手にボールを持ち、左腕は胸に当てる。その状態で、ゴルフスイングの動きを繰り返しながら、本来ボールが置かれる地面のスポットへ向けてボールを投げるんだ。正しく投げれば、ボールはそのスポットに当たり、壁で跳ね返って自分の場所に戻ってくる。リリースが早過ぎたり遅過ぎたりすると、ボールはあらぬ方向へ行ってしまうので、自分で拾いに行かなければならなくなるんだ。

このドリルをぜひ試してみて欲しい。一定してボールを正しいスポットに当てられるようになれば、ダウンスイングでクラブをリリースする感覚が身につく。これがボールに圧力をかける方法だよ。これを習得すると、どんどん自分のしたいことができるようになるはずだ。

次世代の旗手

2016年の「ライダーカップ」を迎えるにあたり、トーマス・ピータースを知っているアメリカのゴルフファンはそんなに多くなかった。しかし、ロリー・マキロイとコンビを組んだベルギー出身の彼が、4勝1敗の成績で、欧州代表のルーキーとして歴代最多ポイントを獲得したことでそれは激変した。

「最大の舞台でも、彼はまったく物怖じしていなかった」と語るのは、ヘンリック・ステンソンリー・ウェストウッドといった、欧州のトッププロを指導してきたコーチのピート・コーウェンだ。「これは、どの選手にも言えることではない」。学生時代の3年間をイリノイ州で過ごし、2012年にNCAAの個人タイトルを獲った25歳のピータースにとって、アメリカはくつろげる場所だ。しかし彼は、デビューから3シーズンで3勝を挙げたヨーロピアンツアーを離れるつもりはない。“グローバルなスケジュール”でプレーすると語るピータースは、メジャー初優勝を目指している。「彼なら自分の行きたい所まで行けるだろう」と、コーウェンは付け加えた。「彼は完成された選手だからね」。

トーマス・ピータースにまつわる主なデータ

ドライバー・ボール初速:80.9m/s(PGAツアーの平均:75.3m/s)
世界ランキング:24位(2015年のある時点では245位だった)
2017年「マスターズ」成績:4位タイ
(オーガスタデビューで通算5アンダーをマーク)
ドライバー・平均飛距離:309.3yd
(ヨーロピアンツアー2016-2017シーズン)
2016年「ライダーカップ」獲得ポイント:4ポイント(欧州代表ルーキー記録)
2017年トップ5入りの回数:5回(2016年のオリンピックでは4位)

(米国ゴルフダイジェスト誌 2017年8月号掲載)

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