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今回のテーマは神のなせる業~プロゴルフで本当にあった奇跡的なエピソード10選

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神のなせる業~プロゴルフで本当にあった奇跡的なエピソード10選

プロが奇跡を必要とすることはほとんどない。彼らは恵まれた体格と素晴らしいスイングで、繰り返し動画で再生されるようなショットを放つのだ。長年にわたり彼らに起こった奇跡は、彼らのみならず我々にとっての恩恵ともいえる。

一体、奇跡とは何だろうか?基準は曖昧だが、それは絶対に一度限りのものであり、決して再び起こることであってはならない。1989年の「全米オープン」で4人が同じ日、同じホールでホールインワンを達成したことはどうか?奇跡というには不十分だろう。なぜならカップはすり鉢状のグリーンの底に切られていて、偶然のホールインワンが起こり易くなっていたからだ。

アーノルド・パーマーによる、2日連続、同じホールでのホールインワンはどうだったか? 1992年の「マスターズ」でフレッド・カプルスのボールが川岸の斜面で止まったときは?まるで神がフレディーの(そして何百万というファンの)肩を軽く叩きながら、「私はここにいる」と囁いているかのようだった。

これまでプロゴルファーたちに起こった、10の奇跡的なエピソードを紹介しよう。

1.水上を歩いたボビー・ジョーンズ(1930年)

ミネアポリス郊外のインターラチェンCCで開催された、1930年「全米オープン」の2日目。ボビー・ジョーンズはパー5の9番ホールで2オンを狙った。ダウンスイングに入った瞬間、ジョーンズは視界の片隅にフェアウェイへ走り込んだ2人の少女の姿を捉えた。ジョーンズはたじろぎ、当たり損なったボールは、眼前に広がる池に落ちるように見えた。

しかし睡蓮(スイレン)の葉に当たったボールは前方へバウンドし、池を越えてグリーンのわずか30yd手前へ。この魔法のような1打は、その後の数々のバーディにつながり、結局彼は2打差でマクドナルド・スミスを退けて「全米オープン」4勝目を挙げたのである。

2.ボビー・クラックシャンクの大逆転劇(1932年)

36ホールのマッチプレーで行われた1932年「全米プロゴルフ選手権」の1回戦。ツアープロとしてすでに成功を収めていたアル・ワトラウスは、ボビー・クラックシャンクに対し、残り13ホールで9アップとリードした。相手を気の毒に思ったワトラウスは、残り1.8mのパットをOKとし、6番ホールを引き分けにした。

これが後の奇跡を生んだ。クラックシャンクはその後、15番ホールで21mのロングパットをねじ込むなど、パッティングを武器に立て直した。規定の36ホールで勝負を引き分けに持ち込むと、プレーオフの5ホール目で勝利したのである。

敗れたワトラウスは「私はいいプレーをした」と振り返り、こうも述べた。「たとえ5cmのパットであろうと絶対にOKするな、というのが私からのアドバイスだ!」。

3.ホメロ・ブランカスによる「55」(1962年)

現在79歳のホメロ・ブランカスは、シニアで活躍したPGAツアープロだ。しかし、若きアマチュア選手だった頃、彼はゴルフ史に残る驚異的な偉業を達成した。1962年。「プレミアインビテーショナル」として知られたバーベキューサーキットの大会で、彼は15アンダーの「55」というスコアを叩き出したのだ。

舞台はわずか5,000yd余りのパー70のコースで、2つのティがある9ホールで18ホールが構成された。それでも彼は13バーディ、1イーグルを奪ったのだ。さらにこのラウンドで彼は、1m弱のパットを1度外している。この事実も奇跡の度合いを高めている。今日までこれを上回るスコアは出ていないが、2012年に競技外でオーストラリアのプロ、レイン・ギブソンが同スコアを出している。

4.ニック・プライス、イノシシのお尻にホールインワン(1977年)

1977年。ローデシア空軍での2年間の任務を終えたニック・プライスにとって、自身のゴルフをヨーロピアンツアーに参加できるだけの状態に持って行くことが急務だった。ジンバブエにあるエレファントヒルズというコースでプレーしていたプライスは、ドライバーでティショットを打つ準備をしていたとき、丸々と太ったイノシシの集団が早足で遠ざかっていくのを見た。

気にせずプライスはティショットを打ったが、練習不足もあり、トップしたボールは地面から50cmも上がらなかった。ボールは一頭のイノシシの臀部(でんぶ)に当たり、その短い尻尾の下に消えた。なんと、イノシシのお尻に入ってしまったのだ。ホールインワンの遠い親戚とも言えるが、ひとつだけはっきりしていることがある。このショットが再現されることはない。

5.ベン・クレンショーの“幸運のチラ見”(1984年)

アマチュアのビリー・ジョー・パットンは、1954年の「マスターズ」で大会をリードしながら、パー5の13番と15番で2オンを狙った。その両方でウォーターハザードに捕まり、結果的にサム・スニードとベン・ホーガンで行われたプレーオフに1打届かなかった。これは“攻め過ぎた”プレーの究極の教訓となった。

話は一気に1984年の「マスターズ」へ飛ぶ。最終日、3打差で首位に立っていたベン・クレンショーは、13番のティショットを2オンが狙えるゾーンへ運んだ。彼がふとギャラリーの方へ目をやると、人波の中に当時61歳でオーガスタナショナルのメンバーだったパットンの姿があった。この“幸運のチラ見”が彼をグリーンジャケットへ導いた。レイアップし、2打差で逃げ切ったのだ。

6.アーノルド・パーマーの1000万分の1(1986年)

1986年の「クライスラーカップ」開幕前の火曜日。アーノルド・パーマーはメリーランドにあるTPCアベネルの12番ホール(187yd)でホールインワンを達成した。さらに翌日、アーニーは同じホールで同じ5番アイアンを使い、今度は転がすことなく直接カップインさせた。

プロゴルファーがホールインワンを決める確率は2500分の1。ひとつの大会で2日連続、しかも同じホールで、となるとどうだろう?算出は難しいが、その確率は1000万分の1とも言われている。アーノルド・パーマーでない限り、ほぼ不可能ということだ。

7.重力に逆らったフレッド・カプルス(1992年)

1992年。フレッド・カプルスはすでに生ける伝説だった。惚れ惚れするスイング、名声、そして端麗な容姿。天は彼に二物どころか三物を与えたのである。「マスターズ」の最終ラウンドで、そのレベルはさらに押し上げられた。3打差で首位に立っていた彼は、12番でグリーン右サイドに切られたピンを狙った。彼のショットはショートし、ボールはグリーン手前の斜面に落ちた。しかし、ボールは我々がそれまで幾度となく目撃してきたように、レイズクリークへ転がり落ちるのではなかった。途中で引っ掛かって止まったのだ。チップショットで数十センチへ寄せてパーをセーブした彼は、2時間後、グリーンジャケットに袖を通した。

8. デービス・ラブIIIとタイムリーな虹(1997年)

有名なコーチのデービス・ラブJr.とその息子のデービス・ラブIIIは、とても仲の良い親子だった。父は、息子が大人になっても教えを授け、助言をした。それ故に1988年にデービスJr.が飛行機事故で亡くなったときのラブIIIの悲しみは計り知れないものだった。

ウィングドフットで行われた1997年の「全米プロゴルフ選手権」でラブIIIがメジャー初制覇を遂げたときだった。湿気をたっぷり含んだ雲と太陽の光が、わずか数秒で消える虹を作った。これを気象的に起きた偶然と言えるか?いや、亡父から息子への賛辞だったのだろう。

9.PGAツアー唯一のパー4のホールインワン(2001年)

特に飛ばし屋という訳でもない。アンドリュー・マギーは2001年「FBRオープン」が開催されたTPCスコッツデールの17番(332yd、パー4)で、狙いを定めてティショットを打った。グリーン上には、スティーブ・ペイト、ゲーリー・ニクラス、そしてトム・バイラムがいた。マギーのドライブはグリーンに達し、飛び跳ねるボールはバイラムのパターに当たって跳ね返り、カップに吸い込まれた。

いまでもこれが、PGAツアー史上唯一のパー4でのホールインワンの記録となる。この偉業はいつか繰り返されるだろう。しかし1回のショットでボールが2つのクラブに当たりカップインしたというこの事実は、奇跡的なものである。

10.タイガー・ウッズの最も偉大なメジャー制覇(2008年)

左脛骨(けいこつ)に疲労骨折が2カ所。前十字靭帯損傷。スイングに極度の痛みが伴う状態だった。2008年「全米オープン」をロッコ・メディエイトとの月曜プレーオフの末に制したタイガー・ウッズはそんな状態で戦った。

91ホール(40キロ以上は歩いている)の間、タイガーのプレーには、チップインを決めたり、モンスター級のロングパットを沈めたり、ドライバーを大きく曲げながらもグリーンへの見通しが良かったりと、いくつものキーポイントがあった。満身創痍で迎えた大舞台。ゴルフの女神はタイガーに微笑んだ。

文:ガイ・ヨコム
(米国ゴルフダイジェスト誌 2017年10月号掲載)

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