4本の小溝が生む摩擦 ブリヂストン ツアーB XW-1 ウェッジ
2018/02/01 07:00
ブリヂストン ツアーB XW-1
総評
ロフトが6種類、ソールのグラインドが1種類しかないにも関わらず、このウェッジファミリーは、打感とスピン量という重要な2点をしっかりと押さえている。軟鉄鍛造構造と中央に配されたウェートパッドにより、芯に当たったときの打感がすばらしい。スピンに関して言えば、溝はもちろんUSGA(全米ゴルフ協会)の制限に適合しているが、ブリヂストンの過去のモデルから最も大きな進化を遂げたのは、溝の間のフラットなエリアだ。このウェッジでは、ランダムの渦巻き形状や、線状に刻むミリングを施すのではなく、4本の小さい溝による明確なパターンにより、摩擦係数を高めている。
コメント
【上級者】ティアドロップ形状により、毎回思い通りの球が打てた。
【中級者】フェースを開いて高い球を打つのも、フェースを閉じて転がすのも簡単にできた。
【初級者】ヒールとヘッドの結合の仕方により、砂の中を滑らかに抜けた。
(米ゴルフダイジェスト誌3月号)
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