高弾道のドローでラクに飛ばせる ゼクシオ イレブン ハイブリッド
【ミヤG】
ゼクシオ イレブンのウッド型ユーティリティは、ブルーのクラウンがキレイですね。構えてみると、フェースのトップラインがまっすぐに見えて、クラウンにはそれと平行に段差が付けられています。そのおかげで、スクエアにヘッドをセットしやすく感じます。球がつかまりそうな雰囲気もありますね。
【ツルさん】
今回は兄弟モデルの「ゼクシオ エックス ハイブリッド」も用意してあるので、2つのモデルを打ち比べてみましょう。では、「ゼクシオ イレブン ハイブリッド」からどうぞ!
【ミヤG】
構えたときの印象どおり、球がよくつかまります! 僕はフッカーなので、いつもどおりに打つと左へのミスが出がち。けれど、やさしさが感じられるし、ボール初速がよく出ています。
【ツルさん】
フェースの反発性能が良くて、飛ばしやすいユーティリティです。適度にスピンが入って球が上がってくれて、高弾道ドローがラクに打てます。スライスのミスが多い人には最適な性能ですね。打感も心地いいし、完成度が高い!
【ミヤG】
「ゼクシオ エックス ハイブリッド」のほうは、ブラックが基調色になっていて、フェース面もダークな色合い。そのおかげでヘッドが引き締まって見えます。
【ツルさん】
実は、「ゼクシオ イレブン ハイブリッド」と「ゼクシオ エックス ハイブリッド」は、ヘッド設計が同じなんですよ。カラーリングとシャフトだけが異なっていて、「ゼクシオ エックス ハイブリッド」はシャフト重量が重く、0.25インチ短めになっています。
【ミヤG】
打ち比べてみると、飛距離や弾道はほとんど変わりませんでした。とはいえ、僕は「ゼクシオ エックス ハイブリッド」のほうが打ちやすく感じました。シャフトの影響でしょうね。
【ツルさん】
「ゼクシオ イレブン ハイブリッド」は、ドライバーのヘッドスピードが40m/s未満の人向けだと思います。ミヤGぐらいのヘッドスピードなら「ゼクシオ エックス ハイブリッド」がいいでしょうね。
■ 試打したクラブのスペック
ゼクシオ イレブン ハイブリッド
●番手(ロフト角):4番(20度)●シャフト:ゼクシオ MP1100 カーボン ●硬さ:SR
■ マイクラブ情報
ミヤG:テーラーメイド Vスチール フェアウェイウッド
●番手(ロフト角):7番(21度) ●シャフト: ●硬さ:M.A.S.プラス(S)
ツルさん:タイトリスト 818 H1 ハイブリッド
●ロフト角:20度(21度を調角)●シャフト:Tour AD DI ハイブリッド 85 ●硬さ:S
■ ミヤG プロフィール
1973年生まれ。ゴルフ歴20年。GDO編集部のシステム関連を担当。もともとはスライサーだったが、最近はドライバーもアイアンも強めのドローが持ち球。見た目がいい最新ギアが大好きで、現在はテーラーメイドのドライバーと、ミズノのフォージドアイアンを愛用中。ヘッドスピードは43m/sくらい。
■ ツルさん プロフィール
1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。メーカーの新製品発表会には必ず出向き、日々ゴルフの最新情報を収集している。生活すべてがゴルフ漬けだとか。ヘッドスピードは46m/sぐらい。持ち球は中・高弾道のドロー。