気持ちイイ打感&飛びを備えた軟鉄鍛造 キャロウェイ X FORGED STAR アイアン(2021年)
【ホッシー】
「X FORGED STAR アイアン」は、ヘッド素材にS20Cの軟鉄鍛造を採用しているモデル。単一素材のフォージドアイアンでありながら、7番で29度というストロングロフトに設定されているのが特徴です。
【ツルさん】
2019年に初代モデルが登場していて、こちらの新作は2代目となります。前作よりもブレードが長くなり、ヘッドは大型化されているそうですが、手にしてみると前作よりもスッキリとした印象を持つんですよね。ヘッド全体のバランスが良くなっていてシャープに感じるし、構えやすさも向上していると思いますよ。
【ホッシー】
打ってみると、やはり打感がイイんですよね。さすが単一素材の軟鉄鍛造です。それによく飛ぶ!!
【ツルさん】
ヘッドの打点エリアの裏側が肉厚になっていて、それが打感の良さにつながっていますよね。前作も良かったけれど、新作もいいアイアンに仕上げられています!
【ホッシー】
ミスしたと思ったような当たりでも、それほど大きなミスになりません。ヘッドが大きめなおかげで寛容性も備わっています。使いやすそうだし、買い替えてもいいかもと思えました。
【ツルさん】
大きめのヘッドだけど、やろうと思えば球筋の打ち分けもできます。初心者から上級者まで、幅広いゴルファーが使えそうなモデルです。ただし、このアイアンは5番からPWまでのセット販売なんですが、球を上げられるパワーがないと5番アイアンはしんどいかも。
【ホッシー】
僕自身はアイアンの弾道が低いタイプなんです。このモデルを使うなら5番は抜いてしまって、球の上がりやすい22~23度のユーティリティを使うほうが良さそうに感じました。
【ツルさん】
注意すべきなのは、その点だけですね。おしなべて良いアイアンです。
■ 試打したクラブのスペック
キャロウェイ X FORGED STAR アイアン(2021年)
●番手(ロフト角):7番(29度) ●シャフト:NSプロ モーダス ツアー 105 ●硬さ:S
■ マイクラブ情報
ホッシー:ピン i500 アイアン
●番手(ロフト角):7番(29度) ●シャフト:ダイナミックゴールド 105 ●硬さ:R300
ツルさん:タイトリスト T100 アイアン(2019年)
●番手(ロフト角):7番(33度) ●シャフト:AMT ツアーホワイト ●硬さ:S200
■ ホッシー プロフィール
1978年生まれのGDO編集部員。以前に「ゴルフガレージ」で店舗スタッフをしていた経験があり、過去のゴルフクラブ情報にも詳しい。ドライバーのヘッドスピードは46m/sとアマチュアゴルファーにしては飛ばし屋。けれど、球が左右に散らばるのが悩み。持ち球は低めのドロー、アイアンも低弾道。平均スコアは95くらい。
■ ツルさん プロフィール
1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。ライフワークとして、日々ゴルフの最新情報を収集している。ドライバーのヘッドスピードは45m/s前後。たいていカラダのどこかしらの箇所が痛く、自由にスイングできないのが悩み。いつもスイング改造中。現在の持ち球は中弾道のフェード。