新製品レポート

「軟鉄鍛造がやさしく打てる限界性能」フォーティーン TC-544 フォージド アイアン

2016/11/24 08:15
飛び系軟鉄鍛造アイアン!フォーティーン TC-544 フォージド アイアンを試打検証

お試しスペック
番手(ロフト角):7番(30度)
シャフト(フレックス):N.S.PRO 950GH HT(S)

ミーやんツルさん
飛距離☆☆☆☆☆☆☆
打感☆☆☆☆☆☆☆
構えやすさ☆☆☆☆☆☆☆☆
操作性☆☆☆☆☆☆☆
やさしさ☆☆☆☆☆☆
弾道高さ☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【ミーやん】『TC-544 フォージド』は、アンダーカットキャビティ構造の軟鉄鍛造アイアン。単一素材のフォージド・アイアンとしては、ヘッドがかなり大きめ。構えたときに安心感が得られるヘッドですが、グースがそれほど大きくなくて、フォーティーンらしいシャープさも備わっています。

【ツルさん】7番アイアンのロフト角やシャフトの長さは、従来からラインアップされている『TC-606 フォージド』と同じですが、新しい『TC-544 フォージド』はそれよりも気持ちヘッドが大きめに感じられます。「うまくまっすぐに打てそう」な気持ちで構えられるモデルですね。

ミーやん(左)とツルさん(右)の弾道計測値。キャリーでの飛距離がしっかり出るため、手前のハザードを気にせず狙うことができる

【ミーやん】球はよく上がってくれますね。このモデルは7番アイアンでロフト角30度、長さが37.5インチあって、アスリート向けアイアンの6番と同じぐらいの設定。7番と考えると少し飛ばせますが、6番と考えると普通かな。

【ツルさん】そのあたりは気持ちの問題ですね(笑)。ソールに7番と刻印されているほうが、6番よりもやさしく打てるような気がしますし、飛距離が落ちてきたゴルファーにとって、これまでと同じ番手で打てるのはうれしいと思いますよ。

【ミーやん】実際に打ってみると手応えのある引き締まった打感です。重厚なフィーリングとまでは言えませんが、満足できるレベルかと思います。

【ツルさん】大きめヘッドとキャビティのおかげで、フォージドにしてはやさしく飛ばせるモデルです。打感に物足りなさを感じるのは、やさしく打てるぶんのトレードオフでしょう。単一素材のフォージドとしては、ヘッドの大きさや寛容性が限界の性能まで引き上げられていると思いますよ。

【ミーやん】軟鉄鍛造にこだわりつつ、できるだけやさしく打ちたいゴルファーには良さそうなモデルです。でも、そこまで単一素材のフォージドのこだわる理由がありますかね? ヘッドが大きめでやさしく飛ばせるアイアンなら、ボクはもっとフェースに弾き感があったほうが好きなんですけど。

【ツルさん】個人の好みはありますが、僕もミーやんと同意見。購入後でもライ角を調整できるのが軟鉄鍛造アイアンのメリットですが、それならボディだけ軟鉄鍛造にして弾くフェースと衝撃吸収材を採用した複合ヘッドでもいいわけで・・・。単一素材のフォージドの良さというと、バックフェースのすっきり感かな。この『TC-544 フォージド』には専用設計した軽量カーボンシャフトが用意されているので、やさしく打ちたいなら、そちらのほうがヘッドとの相性はいいように思います。スチールを使えるパワーがあるゴルファーなら、もう少しシャープ感のある同メーカーの『TC-606 フォージド』を検討してもいいと思いますよ。

取材協力/メトログリーン東陽町

■ ミーやん プロフィール

最新モデルには目がないミーハーGDO編集部員。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。ヘッドスピード43m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。ナチュラルなスティンガーショットが得意!?

■ ツルさん プロフィール

とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。GDOの『HOT LIST JAPAN』では試打テスター兼ライターを務める。ゴルフにまつわるモノなら何でも興味津々。ヘッドスピード48m/s、持ち玉は中・高弾道のフェード。

やや大きめのヘッド形状なので、安心して構えられる
フェース面が大きくミスに寛容なアイアンだ
7番のロフト角は30度と通常のに比べて立っているため、飛距離が出やすい
フォーティーン
発売日:2016/09 参考価格: 129,600円