新製品レポート

「高さと安定性を備えた中空アイアン」タイトリスト 718 T-MB アイアン

2017/04/06 08:00
「タイトリスト 718 T-MB アイアン」を試打レポート

お試しスペック
番手:7番(ロフト角33度)
シャフト:N.S.PRO 950GH(フレックスS)
発売日:2017年3月24日、価格:6本セット税抜192,000円(税込207,360円)

ミーやんツルさん
飛距離☆☆☆☆☆
打感☆☆☆☆☆
構えやすさ☆☆☆☆☆☆☆
操作性☆☆☆☆☆☆
やさしさ☆☆☆☆☆☆
弾道の良さ☆☆☆☆☆☆

【ミーやん】今回試打するのは、二代目となるタイトリストの中空構造アイアンモデルです。ヘッド内部のトウ側とヒール側にタングステンウエイトが備えられているのは従来モデルと同じですが、さらに新モデルではボール初速を向上するためにL字型のフェースが採用されています。

【ツルさん】中空ゆえにヘッドを手に取ると厚みがあります。しかし実際に構えてみるとそうは感じません。トップブレードの厚さが抑えられているので、とてもシャープな雰囲気です。フェースのヒール側が少し高く、スクエアにセットアップしやすいのもいいですね。ヘッドのデザインだけでなく、構えやすさもマッスルバックの『716 MB アイアン』のようです。

タイトリスト 718 T-MB アイアンを試打した時の、ミーやん(左)とツルさん(右)の弾道計測値

【ミーやん】試打してみると、ヘッドの動きが安定していて球がバラけづらく、ヘッドの見た目の印象より断然打ちやすいです。これならボクのレベルでも十分に扱えますね。

【ツルさん】中空構造の良さが、存分に発揮されているアイアンですね。ヘッド内部のウエイトのおかげで慣性モーメントが高められていて、ヘッドが機敏に動きすぎないから安定感があります。それと、おそらく低重心設計なんでしょう。普通に打っても球の高さが出ます。従来モデル『716 T-MB』の良かったところが、新モデル『718 T-MB』でもそのまま引き継がれています。PGAツアーのタイトリスト契約プロのなかには、ロングアイアンだけこのモデルを使用している選手もいますが納得です。

【ミーやん】飛距離は、他のフォージドアイアンより少し飛ぶ程度でしょうか。私には少々物足りませんが。

【ツルさん】飛距離は、ロフト角なりです。スピン量も適度で、むしろ飛びすぎて使いづらいことがないのは長所です。いたずらに飛びを追求するのではなく、プレーヤーが飛距離を打ち分けやすいように作られているところが、タイトリストらしくて好印象です。新採用されたL字型フェースの打感が心配だったのですが、しっとりしたフィーリングに仕上げられていて決して悪くありません。単一素材のフォージドアイアンには劣りますが、十分にいい打感ですね。

【ミーやん】『716 AP1』や『716 AP2』と比べると、性能的にはどうなんでしょう。両者の中間ぐらいでしょうか?

【ツルさん】『716 AP2』よりも直線的に打ちやすくて、やさしいと感じる人が多いと思います。見た目がカッコよくて、構えやすくて、ミスを許容してくれて、高い球を打ちやすく、打感もそれなりにいいです。本当に悪いところが見当たらないアイアンですね。短所を挙げるとすれば、6本セットで約20万円という価格の高さですが、リディア・コーが使っていて話題となっているPXGの中空アイアンよりは全然安いですよ。

取材協力/メトログリーン東陽町

■ ミーやん プロフィール

最新モデルには目がないミーハーGDO編集部員。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。ヘッドスピード43m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。ナチュラルなスティンガーショットが得意!?

■ ツルさん プロフィール

とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。GDOの『HOT LIST JAPAN』では試打テスター兼ライターを務める。ゴルフにまつわるモノなら何でも興味津々。ヘッドスピード48m/s、持ち玉は中・高弾道のフェード。

タイトリスト 718 T-MB アイアンを上から見た時の画像
タイトリスト 718 T-MB アイアンのフェース
タイトリスト
高性能な中空マッスルバック
発売日:2017/03/24 参考価格: 207,360円