新製品レポート

「世界NO.1のDJ愛用パター」テーラーメイド スパイダー ツアー ブラック

2017/05/08 08:00

ヘッドがブレづらいのに、L字マレットの雰囲気

【ミーやん】今、ゴルファーの間でいちばん話題になっているのが、テーラーメイドのスパイダー ツアー ブラックです。何を隠そう、世界ランキング1位に登りつめたダスティン・ジョンソンのツアー勝利に貢献したモデルで、同じヘッド形状でカラーリングが赤のモデルは、ジェイソン・デイをはじめセルヒオ・ガルシアらも使用しています。

【ツルさん】このスラントネックのスパイダーは、もともとジェイソン・デイが要望してテーラーメイドがプロトタイプとして制作したものでした。日本市場向けに発売されていた『スパイダー イッツィ・ビッツィ』のセンターネックモデルを改造してショートスラントネックを溶接し、中央にあったサイトラインをパテで埋めて塗装しなおしたものだったそうです。それを鋳造モデルとして市販化したのが、今回の限定発売モデルです。最初は、ジェイソン・デイのパターもカラーリングは黒だったんですよ。

【ミーやん】従来のスパイダーを見慣れているせいか、ヘッド中央に白いサイトラインがないとデザイン的に不思議な感じがしますね。それにシャフトがネックの右から挿されているようで、いつもどおりの手の位置でアドレスするとフェースが右を向いてしまいます。

【ツルさん】それはネック形状の特徴でもありますが、ヘッドの座りの影響もあります。専門的にはスクープ角(ヘッド後方が上がっている角度)が強めについており、いつもどおりにフェースをターゲットに向けて構えると、ハンドレイト気味になる人が多いでしょうね。そのままヘッドを先行させた状態で打っていいですが、手の位置を左寄りにセットして打ってもいいと思います。

【ミーやん】ヘッド形状のおかげか、ターゲットに対してまっすぐ引きやすくストロークしやすいですね。距離感も合わせやすいです。

【ツルさん】スラントネックが採用されていることで、高慣性モーメントでもL字マレットのような使い心地を備えているのが最大の特徴ですね。ヘッドがブレづらいパターを使いたいけれど、フェースバランスのマレットパターだと右にプッシュするという人には、ちょうどいいと思います。

【ミーやん】うーん…このパターは上級者向きなんですかね。ボクには構えづらいです。アドレス時にフェースが開いているように感じてしまって、まっすぐ構えられているのかどうかも分からなくなります(汗)。どちらかというと左に引っ掛けづらいパターのように感じます。ツルさんは、このパターをすでに購入済みですよね。気に入っています?

【ツルさん】めちゃ気に入っていますよ! 僕は、このスラントネックのスパイダーを何年も待ち望んでいたんです(笑)。自分が使いやすいように、シャフトの挿し方など少し調整しましたが、今やエースパターに昇格しました。次回は赤いほうの『スパイダー ツアー レッド』を試打するので、カラーリング以外の違いをレポートしましょう。

■ 試打クラブのスペック

テーラーメイド スパイダー ツアー ブラック
ロフト角:3.5度、ライ角:70度、長さ:34インチ
発売日:2017年4月、価格:税抜45,000円(税込48,600円)

■ マイクラブ情報

ミーやん:ピン スコッツデール アンサー2(ロフト角3度、ライ角:70度、長さ:34インチ)
ツルさん:テーラーメイド スパイダー ツアー ブラック(ロフト角:3.5度、ライ角:70度、長さ:34インチ)

■ ミーやん プロフィール

1978年生まれ、自分に合うクラブを求めて、片っ端から新製品の試打を行うエンジョイ志向のGDO編集部員。ヘッドスピード42m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。

■ ツルさん プロフィール

1974年生まれ、シングルの腕前を持つ。とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。メーカーの新製品発表会には出向くのはもちろん、毎年アメリカのゴルフ見本市「PGA SHOW」に行って最新クラブをチェックしている。ヘッドスピード46m/s、持ち玉は中・高弾道のドロー。

テーラーメイド
ダスティン・ジョンソン愛用のブラックパター
発売日:2017/04