「有名コーチが監修した簡単ウェッジ」キャロウェイ シュアアウト ウェッジ

意外と構えやすくて、中級者でもイケる！

【ミーやん】モデル名の「シュアアウト」（SURE OUT）は、「確実な脱出」という意味だそうです。バンカーが苦手なゴルファーのために、かつてタイガー・ウッズのコーチも務めたハンク・ヘイニーが監修したウェッジです。標準的なウェッジよりも、ヘッドが二回りぐらい大きいですね。

【ツルさん】フェースのトウ側いっぱいまで、スコアラインが刻み込まれているのも特徴です。このおかげでボールにセットアップしたときに打点エリアが広く見えて、とても安心感があります。初心者はトウ側上部でボールをヒットしてしまうミスが多いので、実際に効果もありそうですね。

【ミーやん】グースネック形状なのですが、丸みを帯びたリーディングエッジが前に出ていて、構えてみるとストレートネックの雰囲気です。こういった簡単をウリにしているウェッジは、構えたときにヤボったく感じるだろうと予想していましたが、意外とすんなりセットアップできますね。

【ツルさん】そうなんですよね。ゴルフ経験の長い人が手に取っても、構えやすさを感じられるヘッドシェイプです。うまく作られていますよね。それに打ってみると、リーディングエッジでボールを拾うように打ちやすいです。

【ミーやん】スピンもしっかりと入ってくれます。ソール幅が広くて、多少ダフってもミスになりません。やはり簡単ですね。

【ツルさん】これだけ幅広のソールなら、バンカーでもフェースを開かずに、ボールの手前にヘッドを落とすだけでラクに脱出できるでしょう。このウェッジには、ロフト角64度のモデルが用意されているのも面白いところです。短い距離のバンカーショットやロブショットでも、フェースを開かずにターゲットに対してまっすぐに構えて打てます。

【ミーやん】ボクは普段からフェースを開いて打つことがないので、このウェッジは使い勝手が良さそうですね。けれど、打感が硬いのは気になります。

【ツルさん】簡単に打てるのがウリのウェッジに、打感の良さまで求めるのが間違いです（笑）。初心者用と思われがちなジャンルのクラブですが、とても構えやすいのが長所です。グリーン周りが苦手な中級者にもオススメできます。

■ 試打クラブのスペック

キャロウェイ シュアアウト ウェッジ
ロフト角：58度、バランス：D2、シャフト：NSプロ 950GH、フレックス：S
発売日：2017年4月21日、価格：税抜20,000円(税込21,600円)

■ マイクラブ情報

ミーやん：本間ゴルフ ツアーワールド TW-W ウェッジ（ロフト角：56度、バウンス角：12度、バランス：D2、シャフト：NSプロ 950GH、フレックス：S）
ツルさん：フォーティーン DJ-22 ウェッジ（ロフト角：58度、バウンス角：8度、バランス：D3、シャフト：NSプロ モーダス3 ウェッジ125、フレックス：S）