「レーザー光でヘッド軌道を可視化」レーザーパット
感覚とリアルのギャップを修正できる
【ミーやん】今回お試しするのは、パッティング練習器具の『レーザーパット』です。小型の本体には2つのレーザーを発する機構が内蔵されていて、グリップ下のシャフト部分に取り付けて使用します。アメリカのメーカーが開発したもので、オフィシャルウェブサイトから海外通販で購入可能です。
【ツルさん】『レーザーパット』は、以前から興味を持っていた練習器具のひとつです。パットの名手として知られるブラント・スネデカー選手は、このアイテムをパッティングの練習に取り入れているんですよ。どんな効果があるのか、さっそくパターに取り付けて試してみましょう。
【ミーやん】本体には2つのボタンがあって、ひとつを押すと緑色のライン状のレーザー光が発せられて、もうひとつを押すと赤いポインターが発せられます。本体をパターシャフトに取り付けたら、まずは緑のレーザー光をパターヘッドのサイトラインに合わせます。
【ツルさん】レーザー光の位置を調整する作業が、少し面倒ですね。でも、レーザー光を発した状態でストロークすると、ヘッドの軌道が一目瞭然になります。コレは分かりやすい!
【ミーやん】自分は真っすぐ引いて真っすぐ出す、ストレート・トゥ・ストレートの軌道でストロークしているつもりでしたが、この練習器具のレーザー光で確認すると、外側に引いて外側に出すアウト・トゥ・アウトになっているみたいです。イン・トゥ・インならまだしも、まさか自分のストロークがこんな風になっていたことに相当ショックを受けましたが、いい勉強になりました。
【ツルさん】緑のレーザー光は、構えたときのフェースの向きをチェックするのにも役立ちます。ターゲットに対してヘッドをセットしてからレーザー光のスイッチをオンにすると、自分のスクエアの感覚と実際とのブレ幅がよく分かります。僕の場合は、フェースを右に向けて構えるクセがあるようです。実際に使ってみて欲しくなりました。
【ミーやん】赤いレーザーポインターのほうは、ストロークの幅と距離感を安定させる練習に使うみたいです。んー、よく考えられた練習器具だと思いますが、価格が1万円以上となるとボクは買うのを躊躇します。
■ 練習アイテムの詳細
レーザーパット(パッティング練習器具)
電源:単四乾電池2本
参考価格:12,880円(※オフィシャルウェブサイト価格。海外からの送料と税込)
■ ミーやん プロフィール
1978年生まれ、自分に合うクラブを求めて、片っ端から新製品の試打を行うエンジョイ志向のGDO編集部員。ヘッドスピード42m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。
■ ツルさん プロフィール
1974年生まれ、シングルの腕前を持つ。とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。メーカーの新製品発表会には出向くのはもちろん、毎年アメリカのゴルフ見本市「PGA SHOW」に行って最新クラブをチェックしている。ヘッドスピード46m/s、持ち玉は中・高弾道のドロー。