ゴルフシューズ試し履きレポート

アディダス「ツアー360 XT-SL テキスタイル」を試し履き

2020/10/12 12:00
アディダス「ツアー360 XT-SL テキスタイル」

GDO社員3人が新作ゴルフシューズを試し履きする企画がスタート。初回は2020年9月に発売した10代目となるアディダスの「TOUR360」シリーズ。アッパー素材を異なる3種類(テキスタイル、人工皮革、天然皮革)から選ぶことができ、今回は撥水性のある素材を織った「テキスタイル」を試し履きした。

進化したブーストに驚き

アディダス「ツアー360 XT-SL テキスタイル」GDO室井の評価

これまでの「360シリーズ」の特徴と言えば、アーチ部分の強いホールド感ですが、本モデルはそのインパクトが若干弱くなった感じがします。しかし、それを大きく超える特徴がフワフワの履き心地。新しくなったというソールの白い発泡スチロールの様な素材の“ブースト”が大きく影響しています。ショック吸収というより反発力を活かして飛ばすシューズといった印象を受けました。(室井)

フィット感が気になる方は皮素材も

アディダス「ツアー360 XT-SL テキスタイル」GDO塩田の評価

ザ・アディダスといった出来栄えです。誰にでも受け入れられるテイストでありつつ、ブーストの反発性が何とも心地良いです。アッパーがニット素材ということもあり、伸縮性抜群の履き心地です。ただ、ニット素材だとどうしてもつま先や甲の部分が動きすぎてしまい、フィット感が気になる方もいると思います。そんな方には皮素材の360XTも展開しているので、そちらのご検討もオススメします。(塩田)

どんなウェアにもマッチしそうなカジュアルデザイン

アディダス「ツアー360 XT-SL テキスタイル」GDO柴田の評価

ちなみに現在「コードカオス ボア ロウ」の27.5㎝を愛用している“アディダス党”の私です。今作は一見「え?ソックス?」と思ってしまうような素材感と、カジュアルなデザインがどんなウェアにもマッチしそう。さらに紐を採用していることもあり、ハードヒッターは安定感に不安を覚えそうですが、足を入れると土踏まずをしっかり押し上げるようなフィット感と、さらに厚めのベロ、シンボルの3本ラインがしっかりとホールドしてくれるので安心感があります。ソールのブーストから伝わる弾力性が心地良く、疲れを軽減させてくれそうです。(柴田)

動画でチェック

フォトギャラリー

アディダス「ツアー360 XT-SL テキスタイル」(ソール)
アディダス「ツアー360 XT-SL テキスタイル」(側面)
アディダス「ツアー360 XT-SL テキスタイル」(側面)
アディダス「ツアー360 XT-SL テキスタイル」(ヒール)
アディダス「ツアー360 XT-SL テキスタイル」(前面)
アディダス「ツアー360 XT-SL テキスタイル」(上から)

商品スペック

●鋲タイプ=スパイクレス
●重さ=380g (25.5cm)
●幅=EEE
●カラー=ホワイト/チームロイヤルブルー/グローリーミント、ホワイト/シルバーメタリック/ソーラーレッド、コアブラック/シルバーメタリック/コアブラック

■ GDO室井 プロフィール

GDOゴルフショップの新規事業担当。シューズ愛は中学時代の「エア ジョーダン」シリーズから始まり、学生時代には定期テストの時間が余ると問題用紙のウラにシューズの絵を描いて時間を潰していた。自宅の部屋に靴屋を真似たディスプレイ棚を設置し、それを見に来るだけの友人がいたほど。現在も約60足のシューズを所有している。

■ GDO塩田 プロフィール

GDOゴルフショップバイヤー。担当範囲はゴルフギア、シューズ、距離測定器等と多岐にわたる。ラウンド前には必ずコースレイアウトやコース設計家を確認し、マッチするシューズを選んでイメトレをするのが楽しみ。所有シューズは普段履きよりもゴルフシューズの数の方が多い。

■ GDO柴田 プロフィール

紆余曲折を経てGDO編集部へ。入社してすぐに以前から興味のあったゴルフを始め、1年で100切りを達成し、その後も着々とゴルフの虜に。188㎝と長身だが靴は27.5㎝と意外と普通で、公私含め年間約30ラウンドをこなし、ゴルフシューズは1年に一度は履き替えるアベレージゴルファー。GDOモテゴル研究部ではシバッバとして活動する。猫好き。

2020-21年秋冬モデル 記事一覧