ゴルフシューズ試し履きレポート

ミズノ「ジェネム 010 ボア スパイクレスシューズ」を試し履き

2020/11/09 12:00
ミズノ「ジェネム 010 ボア スパイクレスシューズ」

GDO社員3人が新作ゴルフシューズを試し履きする企画。今回は硬い地面ではアウトソール外側の突起が機能し、柔らかい芝生の上では内側のスパイク形状が効果を発揮する「GMソール」を搭載したシリーズ初のスパイクレス、ミズノ「ジェネム 010 ボア スパイクレスシューズ」を試し履きした。

相変わらず丁寧なモノづくり

ミズノ「ジェネム 010 ボア スパイクレスシューズ」GDO室井の評価

高いフィッティング性能で、満足度ランキングでも常に上位に入る「ジェネム」シリーズ。本モデルからついにスパイクレスとなり、未来感のあったアウトソールデザインがシンプルになりました。履き心地も大きく変わり、シューズ内のメリハリが若干弱くなった印象です。スパイクレスになったことで、全体的に屈曲性がしなやかになりました。インソールを外した内側にも、縫製やシームレスに仕上げた形状など、相変わらず丁寧なモノづくりを感じられます。(室井)

日本人に多い甲高・幅広におすすめの一足

ミズノ「ジェネム 010 ボア スパイクレスシューズ」GDO塩田の評価

昔からファンも多い人気シリーズから初めてのスパイクレスの登場です。ソールの形状が独特で、硬い地面ではアウトソールが支え、柔らかい地面では内側のスパイク形状の箇所が地面にしっかりと刺さることにより、グリップ力を発揮する仕組みになっています。今までの「ジェネム」らしさであった“ドッシリ感”が無くなりつつも、流行りを捉えた一足です。日本人に多い甲高・幅広におすすめの一足で、ワイズを3E、4Eの中から選べるのも嬉しいですね。(塩田)

甲の下からグッと締め付けられるようなフィット感

ミズノ「ジェネム 010 ボア スパイクレスシューズ」GDO柴田の評価

履いた時の見た目は、尖ったコッペパンみたいでとってもシンプルです。私は足幅が狭いせいか、普段のサイズを履いたらややゆとりを感じました。サイズを0.5cm下げたところ、甲の下からグッと締め付けられるようなフィット感と、ヒール周りのホールド感がピタッときました。それでもつま先の“遊び”は多めなので嫌な締め付け感はありません。また、ベロが足首の前面に当たるのでソックスは長めにしたほうが無難かもしれません。(柴田)

動画でチェック

フォトギャラリー

ミズノ「ジェネム 010 ボア スパイクレスシューズ」(側面/外側)
ミズノ「ジェネム 010 ボア スパイクレスシューズ」(側面/内側)
ミズノ「ジェネム 010 ボア スパイクレスシューズ」(前面)
ミズノ「ジェネム 010 ボア スパイクレスシューズ」(ヒール)
ミズノ「ジェネム 010 ボア スパイクレスシューズ」(上から)
ミズノ「ジェネム 010 ボア スパイクレスシューズ」(ソール)

商品スペック

●鋲タイプ=スパイクレス
●重さ=約350g(片足25cm)
●幅=EEE、EEEE
●カラー=ホワイト/ネイビー、ブラック/レッド

■ GDO室井 プロフィール

GDOゴルフショップの新規事業担当。シューズ愛は中学時代の「エア ジョーダン」シリーズから始まり、学生時代には定期テストの時間が余ると問題用紙のウラにシューズの絵を描いて時間を潰していた。自宅の部屋に靴屋を真似たディスプレイ棚を設置し、それを見に来るだけの友人がいたほど。現在も約60足のシューズを所有している。

■ GDO塩田 プロフィール

GDOゴルフショップバイヤー。担当範囲はゴルフギア、シューズ、距離測定器等と多岐にわたる。ラウンド前には必ずコースレイアウトやコース設計家を確認し、マッチするシューズを選んでイメトレをするのが楽しみ。所有シューズは普段履きよりもゴルフシューズの数の方が多い。

■ GDO柴田 プロフィール

紆余曲折を経てGDO編集部へ。入社してすぐに以前から興味のあったゴルフを始め、1年で100切りを達成し、その後も着々とゴルフの虜に。188㎝と長身だが靴は27.5㎝と意外と普通で、公私含め年間約30ラウンドをこなし、ゴルフシューズは1年に一度は履き替えるアベレージゴルファー。GDOモテゴル研究部ではシバッバとして活動する。猫好き。

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