アディダス ZG21ボアを試し履き「ポイントはソールにあり」

GDO社員3人（シューズマニア室井、バイヤー塩田、編集部員柴田）が新作ゴルフシューズを試し履きする企画。今回は、軽量ながら安定性を格段にアップさせる硬質のメッシュ素材「トリベラメッシュマイクロファイバー」など素材が異なる4 層構造の「スプリントスキンアッパー」をはじめ、最新技術の粋を集めた本格ツアースパイクシューズ、アディダスの「ZG21ボア」を試し履きした。

目次

• シューズマニア室井「注目ポイントはソール」
• バイヤー塩田「履き心地と軽量を兼ね備えた万能シューズ」
• 編集部員柴田「幅広タイプにおすすめの一足」
• 動画でチェック
• 商品スペック＆フォトギャラリー

シューズマニア室井「注目ポイントはソール」

ラップタイプのアッパーに目がいきますが、注目ポイントはソールにあります。アディダスの代名詞とも言えるクッショニング素材“BOOST（ブースト）”の使用を最低限に抑えたことで、かかと側のクッション性能はそのままに、つま先側は柔らかすぎず蹴り出しがとてもラクになりました。歩きやすさが詰まったグリップ力も『◎』のプロ使用モデルで、見えないところに大きな進化を感じる一足だと思います。（室井）

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バイヤー塩田「履き心地と軽量を兼ね備えた万能シューズ」

昨年、スパイクレスのコードカオス ボアが大ヒットしたアディダスですが、今年はスパイクレスでは物足りない競技思考のゴルファーに向けた、スパイクタイプをメイン商品に据えました。フィット感やクッショニングはアディダスならではの柔らかな履き心地。クリーツが6個と比較的少ないタイプですが、足の突き上げ感はなく、芝に食い込んでくれる感触が何とも気持ち良いです。ツアー系でありながら、履き心地と軽量を兼ね備えた万能シューズと言えます。（塩田）

編集部員柴田「幅広タイプにおすすめの一足」

足を入れた瞬間のかかとのフィット感と、ソールに内蔵されたブーストのクッショニングは、思わず「おおっ!?」と声が出てしまうほどの気持ち良さ。ワンサイズ(0.5cm)落としてジャストでしたが、私は足幅が狭いせいか、つま先周りの幅に遊びがあり、フィニッシュで左足が外側にググっとずれる感じがありました。幅広タイプの方におすすめの一足なのかなと思います。グリップは地面に突き刺さる感じで申し分ありません。また、シュータンが足首に当たるのでソックスは長めにしたほうが無難でしょう。シンプルなカラーリングと、かかとからつま先にかけてのグラデーションはスタイリッシュですが、“アディダス党”の私でも、このラップタイプのデザインだけはどうしても苦手です。（柴田）

動画でチェック

商品スペック＆フォトギャラリー

●鋲タイプ＝ピンズ
●重さ＝390g(片足25.5cm)
●幅＝EEE
●カラー＝フットウェアホワイト/アシッドイエロー/ブルーオキサイド、グレースリー/スクリーミングオレンジ/シルバーメタリック、コアブラック/フットウェアホワイト/ライトグレーヘザー ソリッドグレー、フットウェアホワイト/コアブラック/ヘイジースカイ