ゴルフシューズ試し履きレポート

ニューバランスMGS1001を試し履き「ソールの“トゲトゲ”に注目」

2021/04/19 12:00
ニューバランス「MGS1001」

GDO社員3人(シューズマニア室井、バイヤー塩田、編集部員柴田)が新作ゴルフシューズを試し履きする企画。今回は、日本人の足に合わせたラスト(靴型)と、通気性抜群で足あたりソフトなメッシュアッパーを採用し、地面反力を生かしたスイングに効果的なFuelCell(フューエルセル)ミッドソール、グリップ性としなやかな屈曲性を発揮するトライアングル形状のアウトソールを搭載した、ニューバランスのトップモデル「MGS1001 スパイクレスBOA」を試し履きした。

目次

  • シューズマニア室井「スパイクレスながらも高いグリップ力」
  • バイヤー塩田「日本人の足の形に合わせた設計」
  • 編集部員柴田「山登りに忙しいゴルファーに最強?」
  • 動画でチェック
  • 商品スペック&フォトギャラリー

シューズマニア室井「スパイクレスながらも高いグリップ力」

ニューバランス「MGS1001スパイクレスBOA」GDO室井の評価

デザインが大きく一新されスポーティになりました。デザイン重視かと思いきや履けば完成度の高さに気付くはずです。一番のポイントはスパイクレスながらも高いグリップ力。つま先までしっかり力強く設計されたソールパターンは、ゴルフシューズとしての役割をしっかり果たしてくれます。アッパーのニットは柔らかすぎず足馴染みも良し。スパイクレスの割には若干重心が高く感じる厚めのソール設計です。(室井)

バイヤー塩田「日本人の足の形に合わせた設計」

ニューバランス「MGS1001スパイクレスBOA」GDO塩田の評価

歴代のニューバランスとは変わった印象が大きいニューモデルです。日本人の足の形に合わせた設計になっており、包み込まれるようなホールド感はガッチリとありますが、締め付けすぎず丁度良く収まっているのが驚きです。グリップ力が心配なスパイクレスですが、無数にある突起が地面に突き刺さり、ガッシリとつかんでいるのが分かります。スパイクレスはどうしても傾斜地などで滑ってしまう印象がありますが、これならスパイクに近いホールドをしてくれることでしょう。カジュアルでありつつ本格的なシューズを求めるゴルファーにはおすすめです。(塩田)

編集部員柴田「山登りに忙しいゴルファーに最強?」

ニューバランス「MGS1001スパイクレスBOA」GDO柴田の評価

素材感や形状はこれまでのニューバランスシューズとは全く異なる趣で「まるでトレッキングシューズ?簡単な山登りならいけそう」といった印象です。程よいフィット感で、歩いても中でかかとが全く浮かないのは好印象。ソールにびっしりと配置された“トゲトゲ”のおかげで安心感があり、スパイクレスですがグリップ力は優秀です。右へ左へと山登りに忙しいゴルファーには最強かも。好みが分かれるポイントだと思いますが、ニューバランスと言えばやっぱりサイドの「N」マークが好きです。(柴田)

動画でチェック

商品スペック&フォトギャラリー

●鋲タイプ=スパイクレス
●サイズ=24.5~28cm(0.5cm刻み)
●幅=EE
●カラー=ブラック、グレー

■ GDO室井 プロフィール

GDOゴルフショップの新規事業担当。シューズ愛は中学時代の「エア ジョーダン」シリーズから始まり、学生時代には定期テストの時間が余ると問題用紙のウラにシューズの絵を描いて時間を潰していた。自宅の部屋に靴屋を真似たディスプレイ棚を設置し、それを見に来るだけの友人がいたほど。現在も約60足のシューズを所有している。

■ GDO塩田 プロフィール

GDOゴルフショップバイヤー。担当範囲はゴルフギア、シューズ、距離測定器等と多岐にわたる。ラウンド前には必ずコースレイアウトやコース設計家を確認し、マッチするシューズを選んでイメトレをするのが楽しみ。所有シューズは普段履きよりもゴルフシューズの数の方が多い。

■ GDO柴田 プロフィール

紆余曲折を経てGDO編集部へ。188㎝と長身で主に選ぶシューズは27.5㎝だが、リモートワークが続いたせいか足が小さくなった気がしている。公私含め年間約30ラウンドをこなし、ゴルフシューズは年に一度は履き替えるアベレージゴルファー。猫好き。

ニューバランス「MGS1001」(ヒール)
ニューバランス「MGS1001」(側面/内側)
ニューバランス「MGS1001」(側面/外側)
ニューバランス「MGS1001」(上から)
ニューバランス「MGS1001」(ソール)

2021年春夏モデル 記事一覧

ニューバランス
発売日:2021/03/17 参考価格: 22,000円