「スイングの壁」を感じるスパイクレス フットジョイ「プロSL Boa」試し履きレポート
最新ゴルフシューズを気ままにレビューする季節もの連載。GDOイチのシューズマニア・室井、元・中古ショップ店長の桂、ゴルフテックのコーチで300ヤードヒッター・稲場の3人が最新シューズの性能をチェックする。「26春夏モデル編」の第4回はフットジョイ「プロSL」だっ!
目次
- プロからアマまで幅広く愛用されるスパイクレスの定番
- 10%軽くなったのに、グリップ力が30%アップ
- シューズが「スイングの壁」を作ってくれる
- 3層のアウトソールで硬さを解消
- 気になるサイズ感は?
- 3人の評価はいかに
- 製品スペック
プロからアマまで幅広く愛用されるスパイクレスの定番
【桂】
今回紹介するのはツアースパイクレスの定番、フットジョイの「プロSL」です。シリーズ累計300万足以上という世界で最も売れたゴルフシューズと言われています。
【稲場】
プロゴルファー、アスリートゴルファーの定番ですよね。
【室井】
これだけ売れた理由は何ですか?
【桂】
ツアープロが求めるレベルのグリップ力がありながら軽量で履きやすい。性能と快適性を両立したことがゴルファーに受け入れられたポイントだと思います。
10%軽くなったのに、グリップ力が30%アップ
【室井】
すごく完成度の高いシューズだと思いますけど、前作から大きく変わったところってあるんですか?
【桂】
今回は歴代シリーズの中でも大きく進化しています。快適性を求めて約10%軽くしたのに、グリップ力は約30%も上がっています。
【室井】
30%、ホントに!?
【桂】
300ヤードヒッターの稲場さんはどうでしたか?
【稲場】
たしかにドライバーでフルスイングしたときでも全くズレたり、滑る感じがない。どんなパワーヒッターのスイングにも対応できると思います。さらに、カカト側にホールド感があるのもアスリート好みですね。
シューズが「スイングの壁」を作ってくれる
【桂】
この連載でも長年、歴代のフットジョイを履いてきた室井さんはどうですか?
【室井】
このシューズはスイング中に「壁」を感じた。自分ではなくてシューズが壁を作ってくれる。足元から「絶対にブレないぞ!」というメッセージが伝わってきました。
【稲場】
横方向のズレがないですよね。硬さはどうでしたか?
【室井】
フットジョイでいつも気になるのは硬さ。過去には性能は高いけど硬く感じるモデルもありました。今回の「プロSL」は手で持っているときは硬く感じるけど、履いてみるとそうでもない。体重をかけたときには外側に荷重される。それが「壁」につながると思います。
【桂】
ドライバーもアイアンも安定していましたね。
【室井】
バックスイングでも左にスエーしないし、フォローでも右に動かない。このアウトソールは傾斜地やラフにも強いです。
3層のアウトソールで硬さを解消
【桂】
今作のアウトソールは3層になっていて、1層目は軽量性・柔軟性に優れたメッシュ素材、2層目・3層目は人工皮革で剛性・安定感を出している。2つの素材の良いとこどりをしています。
【室井】
硬すぎることもなく、柔らかすぎたりしないのが良かった。指回りには少し余裕があるので、それも窮屈に感じなかった理由です。
【稲場】
小雨の中のラウンドでしたけど、全く不快感がなかったですね。
【室井】
アッパー素材の防水性は半端ない。良い素材を使っているなと思いました。
気になるサイズ感は?
【稲場】
同時期に発売された「パルス」と比較すると足先が広い。足幅が広い私が履いても余裕がありました。
【室井】
私もハーフサイズダウンしました。たしかに指周りは余裕がありますけど、アーチ部分はしっかりフィットしてくれました。
【桂】
足幅によって感じ方が違う。私もハーフサイズ下げて履きましたが、このシューズはフィッティングして選ぶのがオススメです。
3人の評価はいかに
製品スペック
●発売日:発売中
●鋲タイプ:スパイクレス
●締め付けタイプ:ダイヤルタイプ
●アッパー素材: 防水人工皮革
●重さ:非公表
●サイズ:24.5cm~30cm
●幅:W(EEE相当)
●カラー:ホワイト/ブルー、ホワイト/ブラック、ブラック/ホワイト、グレー/ホワイト
撮影/大澤進二
撮影協力/ベルセルバカントリークラブ 市原コース