初心者向けクラブ選び

お店選びのコツ 2009年版

2009/04/22 00:00

お店選びについて

ネットで検索すれば、それこそ数え切れないほどのゴルフショップを見つけることができます。しかしその一方で、選択肢が多くなるほど「一体、どこで買えばいいのか?」と迷ってしまうもの。そこで今回のテーマはお店選びについて。

いきつけのお店をつくること

クラブを買うたびにお店を替える上級者もいますが、皆さんには行きつけのショップを決めた方がいいと思います。いきつけのお店で、店員さんと仲良くなった方が的確なアドバイスがもらえますし、バーゲン情報や新製品情報もいち早く入手できたりします。

クラブについて良く知っている店員さんを探そう

では、どんなお店がいいのか?かしこいクラブ選びという観点から言えば、ポイントは2つ。ひとつは、店舗の大小にかかわらず、クラブのことを「良く知っている」店員さんがいるお店であること。初心者相手に、いきなり専門用語をペラペラしゃべる人(店員)のことではありません。たとえば、店頭に並んでいるクラブの重さを質問してみます。返答に戸惑うようなお店は、避けた方がいいでしょう。プロの店員ならばクラブの重さだけでなく、ヘッドやグリップの重さ等も把握していますね。

良いお店にはクラブを計る道具がある

バランス計の写真。このタイプはクラブの総重量とバランスを両方量れる。お店の中に工房があるところは、クラブのチューニングもやっているので、店員さんはクラブに詳しいはず。

もうひとつのポイントは、バランス計やクラブ重量を量る秤(はかり)を店頭のさりげない場所に置いているかどうか。ゴルフクラブは、精密機械と違って多少のバラつきがあります。このため、同じ銘柄のドライバーでも、厳密に比べると1本、1本スペックが違います。この違いをチェックするには計測器が必要ですし、また秤(はかり)を置いておくことでユーザーが持参したクラブのスペックも調べられる。これはお店にとってユーザー情報を手に入れる貴重な情報源です。

振り切れる範囲で重いクラブを選ぶこと

重さと長さは、スイングと密接な関係があります。最近は初心者向けでも軽量クラブが多いですが、軽いクラブは振りやすい反面、手打ちになる危険性もあります。そうならないためにも、初心者の人こそクラブの長さと重さに敏感になっていただきたいのです。重さの目安は、ドライバーもアイアンも「振り切れる範囲で重い」クラブを選ぶことです。