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どっちがいいの?フルチタン VS カーボンコンポジット

2009/03/17 00:00

ドライバーはフルチタン素材のものが良いのか?クラウン部にカーボンをコンポジットをしたものが良いのか?…どちらの素材が優れているかということは大変な話題となって
一時期、ゴルフメディアも賑わせていました。メーカー各社も従来からのフルチタン続行派とカーボンコンポジット推進派とで、二分しました。それぞれの言い分はいろいろ。さらに、両方をラインアップに揃えた中間派メーカーもありました。今でも、フルチタンVSカーボンコンポジットの競い合いは続いています。が、「どちらが優れている?」という話題はすっかりなくなりました。

それは何故でしょう?

製造技術が進んだおかげでそれぞれの短所部分には改善がほどこされましたから、もはや、ドライバーの性能を表わすのにはどちらでもいいということでしょう。例えば、カーボンコンポジットの利点は…

1. ヘッドを軽く作れるので、その分、飛距離を考えた位置や
スウィートスポットを大きく出来る位置に配置出来ること。

2. インパクト時にカーボンがたわむことで、
適正な弾道やスピン量を生むこと。

…ということですが、今ではチタン素材が進化したのでフルチタンにも同じ利点を挙げることができるようになりました。一方、カーボンコンポジットの欠点は…

1. 打感が悪い

2. 打球音も低く、こもった音で爽快感が無い

…ということですが、なんと、こちらも改善されてフルチタンと遜色がないものとなりました。結局、今ではフルチタンとカーボンコンポジットの区別が付かなくなってきています。ドライバーは総合力の勝負!いざクラブを選ぶという際には、フルチタンやカーボンコンポジットというのはあまり意識せず自分の感性に合ったものをチョイスするのが一番です。