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宮里藍 優勝!!(を喜ぶ石川遼)

2009/07/28 00:00
宮里藍一色となった今朝のスポーツ紙。眺める石川遼も「すごいなあ」と感心

先週末のエビアン・マスターズで宮里藍選手が悲願のLPGA(LETでもある)初優勝を飾った。

例年試合の行なわれるエビアンマスターズゴルフクラブはフランスアルプスの麓、ジュネーブ湖南岸に42エーカーもの広大な庭園をもつ世界最高級リゾートの中にある。欧州いや世界の、ゴルファーに限らず誰もがあこがれるリゾート地だ。コースの美しさは有名だが、難易度は高くないため例年ビックスコアが出ることが多い。

歴代優勝者はスウェーデンとアメリカが多いが1997年には小林浩美選手が優勝しており、飛距離に若干のビハインドがある宮里藍選手にとっては優勝の可能性がある大会ではあった。

実は私は宮里藍という選手にあまり好感を持っていなかった。優等生過ぎるインタビューがその要因だったが、その著書「I am here.」なかで、苦悩する日々やツアーでの日々を知ってからは少なからず応援していた。(相変わらずインタビーは嫌いだったが)

そして今回の2年間の深いスランプを乗り越えての優勝はその著書の中で書いてある言葉「右肩上がりで、何の挫折もなく成長する人間はきっといないでしょう。誰もが壁にぶつかり、それを乗り越えて前に進んでいるんですよね。ジャンプする前にしゃがみこむように、飛躍の前にはもがく時間が必要です。試練はきっと成長のチャンス」を実践した。素晴らしい成長を遂げたこと、深い感動を与えてくれたことへ最大級の賛辞を送りたい。おめでとう!!