中古ギア情報

中古ショップは、今でも使える名器フェアウェイウッドの宝庫

2010/12/02 10:00
伝説の名器「キャロウェイ スチールヘッド」

本サイトにある「選手情報 クラブセッティング」をチェックしてみると、一流プロのキャディバッグの中には、かなり古いクラブが入っていることがある。特に目立つのはフェアウェイウッドだ。フェアウェイウッドは、ヘッドを大型化すれば、デメリットが出てくるクラブ。技術革新がすんなりとクラブに取り入れられない。逆に言えば、毎年出る新しいクラブと以前のクラブとの性能差が少ないと言える。つまり、懐かしいクラブから最新まで揃う中古ショップこそ、性能的にも予算的にも幅広く、自分に最適なフェアウェイウッドが選びやすいと言える。

谷口徹プロは13年も前のフェアウェイウッドを愛用して変えようとしない。それはキャロウェイの名器スチールヘッドは、コンパクトなヘッドだけど、超低重心で、飛距離が出るクラブだ。少し前まで片山晋呉プロも、7W、9Wを長い間愛用していた。ロフトのあるショートウッドはロフトが見えすぎて、フェースがかぶって見えてしまうもの、しかしホーゼルがないスチールヘッドは、ヘッド形状のおかげで、ロフトが見えてもかぶって見えない。特にスチールヘッドの7Wと9Wは市場に少なくて、品薄となっている。

奇抜なヘッド形状で話題を呼んだ「プロギア eggスプーン」

また契約外のプロが使って人気になる場合もある。2008年に発売になったeggスプーンは、シニア向けに発売されたやさしいスプーン。谷原秀人矢野東といった契約選手はもちろんのこと、片山晋呉薗田峻輔など契約外のプロが、やさしさと飛距離性能を気に入って、こぞって使用しブームとなった。音が特徴的で、敬遠する人も多かったが、2010年モデルはそれを考慮して、音がかなり改善された。しかし飛距離性能的には旧モデルのが上回るという噂もある。モデルチェンジしても必ずしもすべての項目で進化するわけではないので、こんな名器を中古で見つけたら買って使わない手はない。この2モデルに限らず、中古ショップにはフェアウェイウッドの名器が溢れている。