中古ギア情報

ユーティリティは5年前と変わらない!?

2010/12/16 12:30
不朽の名作「テーラメイド レスキューMID TP」

プロからの需要も年々増え続けているせいか、毎年新製品として新しいユーティリティが登場する。でも中古ショップのユーティリティが置いてある棚を見て欲しい。発売して5年ぐらい前からのモデルが多分並んでいると思うが、ヘッドを上から見た時に、どれがどれだか当てられる人がいないぐらい、ホントに差がわかりにくい。

同じような大きさで形状も似ている。でもソールをみると、それぞれデザインがちがうので、ようやくどんなモデルでいつ発売かわかる。毎年大きく変わるのは、ソールのデザインだけだったりする。カーボンシャフト装着モデルなら、シャフトもかわるけど、スチールシャフトモデルは、シャフトすら変わらない。設計とスペックは微妙に変えて、デザインが大幅に変更した新製品の出来上がり。つまり、新製品に拘る必要は全く無い。

日本で一番最新クラブを試打してるであろう、本サイト「マーク金井の試打インプレッション」でお馴染みのマーク金井氏でさえ、今年まで愛用していたのは6年前のモデル「テーラメイド レスキューMID TP」である。いろいろ買っては使って売ってを繰り返していたが、7年間変わらなかった名作である。ちなみに「レスキュー MID」との違いは、捕まりやすいのが「レスキューMID」、捕まりを抑えたのが「レスキュー MID TP」だ。構えやすく強い球が打てるが、ボールが上がり易いモデルではないので、ヘッドスピードの速い人向き。さすがに時間が経って品薄になっているので、気になるゴルファーは見つけたら即買いしたい。

アベレージゴルファーから絶大な人気を誇る「キャロウェイ レガシーユーティリティ(2009モデル)」

癒し系のユーティリティなら、キャロウェイのレガシーユーティリティ(2009モデル)が、やさしく高弾道のショットが打てる。アイアン形状に近いので構えやすく。つかまりもいい。こちらはまた程度の良い中古が探せる。大手の中古ショップには、買取保証システムがある。試しに買って練習場で打ってみて気に入らなかったら、日にちに応じて、高価で買い取ってくれるシステム。レンタル感覚で、いろいろ試すことが出来るし、迷ったら2本買って、打って決めることも出来る。そんなとこも中古ショップの魅力だ。