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中古店には歴代のオデッセイパターが勢ぞろい

2011/03/17 10:00
丸山茂樹が愛用していた名器「オデッセイ ホワイトホット#5」

オデッセイは今でこそキャロウェイのブランドになってしまっているが、以前は独立したパターメーカーだった。フェースインサートに防弾チョッキの非金属素材を使った、ロッシーというパターで人気だったメーカー。それがキャロウェイに吸収されて、ホワイトホットを作った。最初のヒットは「オデッセイ ホワイトホット #5」というマレットのパター。つい最近まで谷口徹プロが使っていたし、丸山茂樹プロが米ツアーで初勝利を飾った時もこのパター。ダブルベントのシャフトで、フェースバランスを実現しており、構えやすくてストロークしやすいのが特長。

宮里藍が長く使っていた「オデッセイ ホワイトホット スチール 2ボール」

この初代ホワイトホットのインサートで人気だったモデルはほかにもある。もはや誰もが知ってる「オデッセイ ホワイトホット 2ボール」だ。発表時は「なんだコレ?」とヒットを誰も予測しなかったが、プロがこぞって使って大ヒットとなった、使用プロで有名なのは宮里藍、引退した女王アニカ・ソレンスタムは2ボールブレードを使用していた。どちらの形状も人気がある。このボールを二つ並べた形状は、ターゲットに対して正確に構えやすく、ヘッドもボール二つ分、ヘッド後方側に長くなるので、必然的に重心深度が深くなり、ミスヒットにも強い。オデッセイはフェースの素材を変えて、2年に一度はモデルチェンジするが、この3つのヘッドデザインは毎回必ず製品化され、すでに名器として定番化している。中古ショップでは、初代ホワイトホット、DFX、ホワイトスチール、ホワイトホットXG、ホワイトアイスと同じ形状で6種類から打感や音フィーリングを選べる。すでに初代「ホワイトホット」や、「DFX」などタマ数が少ないが、低価格で、打感にこだわれるオデッセイは、歴代モデルで6種類もインサートが選べるため、中古ショップで選ばないと損するかもしれない。